の1年後に出版されたPC-8801バージョンです。
この本ぱっとみると、
・8801のハードとソフト紹介パート
・インタビューパート
・昔の月刊ASCII懐かしいパート
に分かれています。
さて88というと、
初代は8001のビジネスの方向性を引き継いでました。
本体とキーボードが分離しているセパレートデザインになりましたが、ケーブルがごつかったんですよ。
本書の中で、その理由が明快に示されています。
IBM THE PCがキーボードセパレートになったから、急遽一体型から仕様変更した。
なるほどね。
次のmkIIではすっきりしたカールケーブルになりました。
9801もカールケーブルです。
ところで、mkIISRは大変化を遂げました。ビジネスは98ができたおかげでホビーへ転換したため、
大胆な仕様変更が行われました。
・SSGではなくFM音源ICを搭載
・アナログRGB 512色中8色を搭載
これがゲームプラットフォームとして爆発的に売れるきっかけだったと思います。
その後の88VAは面白いハードでしたが、その前に9801VM/VFにアナログRGBが搭載されてゲームはそちらにシフトしていきました。
ときには迷機が登場するもの。
SRに300ボーのモデムとハンドセットを搭載したTR、
V30+Z-80Hを搭載した 98DOとか、
V30をハードウェアロジック化したV33Aとか
PCエンジンのCDROM部分を搭載したMCとか
いろいろな実験的な機種は面白かったですね。
このあたりは、SONYのCLIEのように末期になるとフェリカリーダーや
有機ELディスプレイなどの実験プラットフォームとして存続したのと似てますね。
●インタビューパート
森田オセロの森田和郎さん
ザナドゥの木屋義夫さん
ハイドライドの内藤時浩さん
赤松健さん
宮村優子さん(みやむー)
赤松さんは当時高校生で、作ったゲームをボーステックに持ち込んで商品化されている。
そのあたりの理由についても触れている。
●アスキーねた
TBN (TINY BASIC NEWSLETTER)
Yoのけそうぶみ
井上クンの頁
どれも懐かしいねた。
●その他
付録CDにはハイドライドI/II/III、スーパー大戦略、うっでぃぽこ など収録され
Windowsマシンで実行可能です。なつかしいですね。
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購入金額
2,940円
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購入日
2006年04月頃
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購入場所
愛生さん
2011/10/11
持ってましたw
高校生の頃、中古で買いましたね。
はにゃさん
2011/10/11
FA2の音源はサウンドボード2相当でOPNA(YM2608)搭載。
FM6音, ADPCM1音はうらやましかったですね
… 86音源+ちびおとを付ければ 9801でも同等レベルになりますが、
うちにはちびおとついてない。