Scytheから販売されているLEDテープキット。キット全体の写真をとる前に装着してしまったのでセット全体の写真がないが、コントロール部はこんな感じ。
ペリフェラル4pinからの電源で、付属の30cm2本のLEDテープを点灯させる。コントロール部はケース内任意配置。LEDテープはRGB3色が仕込まれていて、付属の赤外線リモコンで制御できる。色を徐々に変化させるフェード等の機能もあり、イルミネーションとしては存在感抜群。
またScythe扱いなので他のLEDテープと比べると入手性が高いのもポイント。
テープ部は黒。 専用の4pinコネクタでコントローラと接続する。
同じようにRGBのLEDテープを制御するアクセサリとしてはベイ搭載型のNZXT HUEがある。
それぞれ一長一短なので整理すると…
LED ILLUMINACION
○入手性がよく価格も手ごろ
○赤外線リモコンで遠隔操作
○ベイを消費しない
○2本のLEDテープを分割設置可能 連結もOK
△リモコンが普段邪魔といえば邪魔&リモコンの見た目がちゃちい
△本体はケース内設置なので自由度はあるが悩む&不安定
×一部ケーブル長が短い
×テープも30cm*2なので大型ケースでは足りない
×NZXT HUEより発光パターンや色調整は劣る
NZXT HUE
○LED ILLUMINACIONにはできないRGB手動輝度調節による好みの色設定
○発光パターン・時間の調整幅も広い
○LEDテープが2mと長く大型ケースでも外周を回せる
○5インチベイ部のデザインもかっこよく操作性も良い
△内容を考えると十分コスパはいいが実売4000円
△2mという長さは持て余す場合も
×空き5インチベイ必須
×テープは1本のみなので2箇所に分ける事はできない
×とにかく入手性が悪い
といった感じ。尚テープ部分はどちらも互換のようで、コネクタ形状も一緒。また専門店(akiba LED ピカリ館)などで同等のテープやケーブルが販売されているので追加することもできる。というかLED ILLUMINACIONに関しては同タイプのコントローラ(但し出力が1系統)も販売されている。
5インチベイが余っているなら個人的にはNZXT HUEのほうが色調節もできるし操作性もいいので気に入っているのだが、今回使うPCは(余計なアクリルケースで)5インチベイが不足気味だったので、改めてILLUMINACION を購入した。
比較的小柄なAntec SoloにHUEではLED部が長すぎてカットしないと持て余すというのもあったが。
このようにケースサイド上下に配置したのだが、ほかの光るファンに負ける事のない輝度でしっかりとアクリル彫刻パネルを照らしてくれている。そもそもこのサイドパネルの為に買ったので、この明るさは文句なし。
PC用光物としてはコスパ良好
先述の通り同等品の単品販売もあるのだが、同じものを買い揃えるより安い。更に他のPCケース内照明キットは分売方式のものもおおいので、このパッケージを買うだけでリモコンまで揃っちゃうというのはなかなか嬉しい。
そしてRGBのLEDを搭載しているので「青を買ったけどやっぱり赤にしておけばよかった」という心配もないし、構成変更で他のパーツのLEDの色が変わってもそれにあわせて変更できる。単色系のLEDテープやクールライトに比べるとそういう意味でもコスパが高いのだ。
また先程からでているHUEは更に高機能なコントローラに約5倍の長さのLEDテープを持つのでその分4000円と倍の実売価格。こちらも内容を考えればお買い得なのだが「光らせるためだけに4000円か…」という気分にもなる。2000円なら手を出しやすい。
必要なものが揃っているがケーブル長に難あり
コントローラ装着用の面ファスナー両面テープ、リモコン用のボタン電池まであるので特に追加購入せずにそのまま導入できるが、ケーブル長のおかげでコントローラの設置場所に悩む。
コントローラから2本のケーブルが出てその先にそれぞれテープを接続するor2本のテープを連結して使うのだが、コントローラ~テープのケーブルが30cm。
今回使用したAntec SoloはATXケースとしては一般的なサイズ…むしろこの手の光物を仕込むケースとしては小柄な部類なのだが、それでも天面・底面に設置した場合コントローラはケース内中央に設置するしかない。しかもコントローラ自体それなりに厚みがあるのでドライブベイとサイドパネルの隙間には設置できず、ケース中央のドライブベイの内側に貼り付けるハメに。
ケーブルはそうするとさらにキツくなるので、底や枠を通すことができずびろーんとナナメに線が。
更にテープ側のコネクタ部もあまり強いものではなく、今回取り付けや配線を試行錯誤しているうちにテープ側のコネクタを断線させてしまった。特にケース上側につけてコネクタがぶら下がるようになる場合は要注意。見た目が悪くてもいいからコネクタもテープか何かでまっすぐつるしておかないと悲しいことになる。幸いテープは両側がコネクタになっているので反対側のコネクタを使う事でセーフだったが。
電源ケーブル・リモコンの受光部ケーブルは長いのでそちらは心配いらない。リモコンの受光部はアクリルサイドパネルがあるケースならそれに向けるのがラク。アクリルサイドパネル全体が受光部になってくれる。ケース正面から操作したいのなら設置に工夫が必要。
今回はベイ装着型アクリルボックスにくっつけたのでこのボックス自体が受光部になっている。なのでケースフロント・クリアサイドパネル両側から受信可能。
結局あのナナメに横切るケーブルが気になってしまい、互換品のケーブル等を追加することに。
追加したのはakibaヒカリ館で購入したRGB 12LED 30cm防水テープLED 8100-02とケーブル類。
この辺については後日追加登録予定だが、30cmのテープを追加してコの字型に照らすようにして、ケーブルの基点を2系統共に右下にすることでケーブルを隠しやすくした。
テープ自体の見た目は少し異なるがコネクタも光り方も互換品。
コの字に照らしたことで影になりやすかったケースフロント部の絵柄もくっきりはっきり。めっちゃ明るいです。
ケース後ろ側から覗くとテープが直接見えるのでかき消されてしまうが、普段は後ろからケースを見ることなんてないのでOKOK。
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購入金額
1,886円
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購入日
2015年06月02日
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購入場所
TSUKUMO
パッチコさん
2015/06/27
意外に触れられないのが、白を出せること。内装パーツのカラーを照らすには白って外せませんね。
4ピンのケーブルは簡単に制作できるので、困ったらパーツ買ってくれば安く作れます。
下小川さん
2015/07/05