残念なのは、ミュージックプレーヤーとか、メーラーの設定とか、表計算アプリの使い方とか、別にUNIX関係ないやんって思う様な内容にまでページ数を割いているのがもったいないですね。Xを使うのは別に良いと思うのですが、メーラーの解説とか、Webブラウザの使い方とかOS関係ナシに別の知識でしょ?
EmacsもしくはViの解説は必須としても、マルチメディア系、オフィス系はすっぱりと内容から省いてもう少し内容を濃くしてくれていたらかなり高評価出来る一冊なのに。内容を広げすぎた点がやや惜しいです。
これからLinuxを使おうと思っている人で、ムック本とかじゃ無く、もうちょっと堅い路線がいいなぁという人にはオススメしたい本です(故に企業で新人さんに読ませるととかを提案してみた)。最近はUbuntuとかの月刊誌もある位だから色々な方向から読み進められますんで、個人で勉強するなら必ずしもこういう退屈系の本がベストってわけではないですからね。
個人的にはUNIX(BSD)の知識を身に着けてから読んだので、内容的に得られる知識が少なかったのですが、読みやすさや内容のまとめ方、進め方について執筆するという観点から参考になります。説明書とか、セミナー用の教材を作る時にも参考になります。(やっぱり文字ばっかりじゃなく、画面のキャプチャ画像を使いたくなるんだろうなぁ)
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購入金額
2,180円
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購入日
2004年頃
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購入場所
紀伊國屋書店
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