UNIX系のOSに興味は持っているけど・・・とか、LinuxなどのPC-UNIXビギナーをそろそろ卒業したい人は一度読んでおくと、UNIXというOSがどれだけ熟考された上で作られ、そして歴史を経て現在に至って未だにその流れが続いているのかが痛い程理解出来ると思う。
個人的にはこの本を読む前にFreeBSDにぞっこんとなり、UNIX系のOSの安定性はサーバーOSには最適というか、これしか無いだろうとさえ思っていたので、この本を読んだ時にその裏付けが取れたというか、オレの目に狂いは無かったぜ!みたいな妙な思いこみ的自信を得たのを思い出す(w
ちなみに単にUNIXの話だけでなく、ネットワークにもかなり深く触れているので、このページ数と挿絵を使ってこれだけの内容を詰め込んだとは、かなり計画的にこの本は設計された上に執筆されたんだろうなと想像する。著者のセンスの良さがまじまじと光る秀逸なれっきとした技術本である。見せ方には賛否があるかも知れないが私はこれを読んだ時にその先入観は捨てないと損するなって思った。
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購入金額
2,520円
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購入日
2007年頃
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購入場所
楽天ブックス
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