特にファンコン周りの作りがサイズのコンパネ1号などに似ているが、全く同じものという訳ではない。
表に書いてある「5.25 Media Dashboard」でイメージ検索したら同じものが出てきたので、恐らくこのiSONIC IS-STWICR008なのだろう。
要はサイズのコンパネシリーズのように、5インチベイにカードリーダーやUSB、IEEE1394やフロントオーディオ、ファンコントローラに温度計…とてんこもりにするタイプの製品。
この手のモノの宿命として配線本数が大変なことになるのは仕方ないが、それぞれにわりと大き目の名前札(FAN1とかPOWERとか)がついているので比較的判りやすい。簡易ながら写真付きの取り付け説明書も付属。
ブラックの本体は塗装されていない樹脂で全体的にチープ。まあ同じく未塗装が多い黒光学ドライブなんかと並べる色が揃うのだが。
ネジもしっかりとしたねじ穴があるわけではなく、付属の木ネジっぽいネジで樹脂に直接ネジ山をきっていく感じ。何度もつけなおすには耐久性が心配だ。ただこの手のアクセサリは裏面が完全にむき出しのものが多い(サイズのコンパネシリーズもそう)なので、まだ「箱」状態になってるぶん安心感はある。
ジャンクということで、実際電源を入れ、できる限りの動作確認はしたが問題はなさそう。マザーにヘッダが無いIEEE1394やメディアが手持ちにないカードリーダーは未確認だがこの分なら大丈夫だろう。
ちなみに8GBのSDHCも読み込んだのでそんなに古い製品というわけではないようだ。
フロントオーディオがついているのが個人的に高ポイント。我が家は古いケースが多いので、AC97専用だったり、断線してたりするケースが何個もあるのだ。
ファンコン&温度計として見ても無難だが悪くない。2つのファンコントロールと2箇所の温度計測が可能。
青い液晶画面は小さいがシンプルな表示で、温度や回転数の表示は実用的(但しファン回転数は100rpm刻み)。最大1900rpm程度のファンを最低900rpm表示まで下げたので恐らく半分まで電圧を下げられるのだろう。
中途半端なオート機能のせいでファンコン機能が使いにくかった同系統マルチパネル「Scythe K1」や、純粋なファンコンのくせに何故かファン回転数を下げるとノイズ音がする「AeroCool F4XT&F6XT」など案外格安入手のファンコンってのは微妙なモノが多いのでこれは当たりだったかもしれない。
光物としてみてもなかなか。液晶部の青ライトは結構明るいし、調節用ダイヤルも青く光るので、自作パソコンのアクセントとしてちょうどいい。
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購入金額
500円
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購入日
2011年09月24日
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購入場所
FreeT
ふじしろ♪さん
2011/09/26
下小川さん
2011/09/26