レビューメディア「ジグソー」

食べ物への興味が出てきた頃に

名作絵本シリーズのVol.5は、さいとうしのぶさんの「おいしい おと なあに?」です。
中古で安かったので、偶然手に入れたのですが、
かなりアタリ!って感じでした。
2002年初版。

「おいしい おと なあに?」と表紙をめくると、

「ぱくっ もぐ もぐ」とパンを食べているカバさん。

「つる つる つるるるるる~~~~」とうどんを食べているブタさんの親子。
「じゅー じゅー じゅー」とハンバーグを食べようとしているライオンさん。
「ばりっ ばり ぼり」とせんべいを食べているワニさん。
「ぐつ ぐつ とろーり」とカレーをご飯にかけているキツネさんの親子。
「かぷりっ ぺっ ぺっ ぷっ ぷっ ぷっ ぷーーーっ」とタヌキさんとリスさん。

うさぎさんとカメさんは「ごく ごく ごく ちゅー~~~ ちゅるるるるーーー」ジュースを飲んでいます。

擬人化された動物が食事している姿が、
やさしいタッチの絵で描かれています。
最後は「どんな おと?」と語りかけて終わり
最後は「どんな おと?」と語りかけて終わり

小物にも凝っていて、
「食べられたくないー!」とばかりに走り回っている付け合せの野菜や、
楽しそうにスープを「ふーふー」吹いているマグカップだとか、
要所要所で、子どもの想像力がかきたてられます。
後表紙も凝っている
後表紙も凝っている

ある程度年齢が大きくなっても、自分で読むのに良さそうです。

娘には、8が月頃から見せていたのですが、
擬音が心地よいのと、動物の表情が良いのと、
何より食べ物がおいしそう(笑)なのが気にいったようで、
事あるごとに「まんま、まんま」と読んで欲しがりました。

2歳になった今は、食べ物の名前を指差して言ってみたり、
私の読む声に合わせて、「ぱくっ もぐ もぐ」などとやっています。
「おかーちゃんーおいしいーぱくん!」と、
本の中から取り出して食べさせてもくれますよ。

大人が読んでも楽しめる、長ーく読めるいい本です。

名作絵本シリーズのVol.4はρ(・д・*)コレ

  • 購入金額

    105円

  • 購入日

    2010年頃

  • 購入場所

    BOOKOFF

11人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • UDさん

    2011/09/19

    美味しい、大人、兄?

    ほ~薄い本か(汗)
  • 退会したユーザーさん

    2011/09/19

    ぺっぺっぺ・・
    種はそのまま飲んじゃう私の場合は
    おへそから芽がでるでせうか(・・?
他2件のコメントを表示

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