レビューメディア「ジグソー」

我が家に鎮座してくれるシンプルな多機能サーバー 2012年8月22日追記あり



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ レビューの構成 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ・外観

 ・基本仕様

 ・ソフトインストールとセットアップ

 ・ネットワーク接続

 ・管理ソフトの特徴と使用感

 ・基本機能テスト(ローカルアクセス、インターネットアクセス、メディアサーバ機能、管理ソフト)
  

  Androidタブレットからのアクセス
  Windowsパソコンからのアクセス
  Windows Phoneからのアクセス
  iPhoneからのアクセス
  スマートフォンからのアクセス
  東芝レグザテレビ22RE2からのアクセス
  地デジ録画先として(録画番組の視聴と配信)

 ・まとめと感想

 ・要望


★★★★★★★★★★★★  レビュー内容  ★★★★★★★★★★★★


■ 製品の外観

パッケージ
パッケージ

本体と付属品
本体と付属品

正面
正面

背面
背面

取り外した正面カバー
取り外した正面カバー

正面カバーを取り外した: HDDがない!
正面カバーを取り外した: HDDがない!

 開封しようと手にしたところ、軽いなと感じた。2本のHDDが入っているとは思えないほど。1本も入っていないわ。思い込みをしたのだな。用意しなくちゃ。
背面にある、HDD取り外し用レバー
背面にある、HDD取り外し用レバー

内部の様子(基板)
内部の様子(基板)

内部の様子(上面からぶら下がるファン)
内部の様子(上面からぶら下がるファン)

 これは静かな夜には気になるが、寝られないほどでもない。

 外見では決して高級感はないが、落ち着いた感じ。


■ 基本仕様
メーカ製品ページより一部引用

システム要件
・ Microsoft® Windows®7、Vista®、XP®、Mac OS
・ DHCPサーバ機能を有効にしたブロードバンドルーターとインターネットアクセス環境

・ ハードディスクドライブ:
推奨されるHDDがあるが、手元にあるHitachi HD725050VLA360の500GB HDDが問題なく使えた。
※HDDは最大2TB。2.5TBや3TBのHDDはサポートなし。

インタフェース
・ USB2.0ポート
・ 10/100/1000 Mbps LANポート(RJ-45)
・ 2 SATA チャンネル(SATA I/II HDD互換)

ネットワーク・ストレージ・サポート
・ JBOD (保護無、HDD2台の容量を利用)
・ RAID1 (HDD障害に対するデータ保護、ミラーリング)
・ Windows Backup機能

メディア・サポート
・ iTunes® クライアント
・ iPhone®、iPad®、iPod®
・ Android®搭載の端末
・ DLNA®、 UPnP®の対応デバイス

対応メディアフォーマット
【画像】 jpeg、gif、png
【音楽】 MP3
【映像】 MPEG-4(H.264)、MOV、FLV

USBデバイス・サポート
・ USB 外付けHDD
・ USB プリンター
・ デジタルカメラ

環境対応
・ ディスクスピンダウンモード
・ オン/オフ パワースケジューラ

消費電力
・ オペレーティングモード:42W (2台の 1TB ディスク使用時)

・ スピンダウンモード:15W (2台の 1TB ディスク使用時)

寸法・重量
・ 寸法: 150 x 175 x 146mm (幅 x 奥行 x 高さ)
・ 重量: 1.36kg

同梱物
・ NETGEAR Stora® 本体
・ 電源ケーブル
・ LANケーブル
・ インストールガイド
・ リソースCD
・ ユーザ登録のお知らせ(ハードウェア製品保証規定を含む)
・ ACアダプタ


■ HDDのインストール

 スロットに挿し込むだけ:
1本のHDDを入れよう
1本のHDDを入れよう
1本入った
1本入った


 大容量HDDが入ってくるまでに、500GBのHDD


で試して構築してみる。

電源を入れた: HDDインジケータ1個点灯
電源を入れた: HDDインジケータ1個点灯

2本を入れた
2本を入れた

2TBのWD20CARXを2枚装着。



電源を入れた: HDDインジケータ2個点灯
電源を入れた: HDDインジケータ2個点灯

 夜中では、眩しい。
温度を測ろう: 温度計を挿し込んだぞ
温度を測ろう: 温度計を挿し込んだぞ

こんな感じ
こんな感じ



■ 管理ソフトのインストールとセットアップ

 付属のCDからユーティリティソフトを簡単にインストールできた。
ユーティリティソフトCD
ユーティリティソフトCD

 
 1) Storaのセットアップ

 これはインターネットブラウザーからStoraを管理する基本ソフトだ。
CDから起動
CDから起動
解凍中
解凍中
「ステップ1:Storaをセットアップします」を選択
「ステップ1:Storaをセットアップします」を選択
承諾
承諾
mystora.comへの登録が必要
mystora.comへの登録が必要
希望のユーザ名が使われているため、別の名前に変更した
希望のユーザ名が使われているため、別の名前に変更した
登録成功後、管理者ユーザアカウントを登録
登録成功後、管理者ユーザアカウントを登録
登録成功、ソフトウエーバージョンも確認
登録成功、ソフトウエーバージョンも確認
連絡用メールアドレスの登録
連絡用メールアドレスの登録
ディスクマネージメントでHDDをセットアップ
ディスクマネージメントでHDDをセットアップ

 安全性の高いRAID1か最大容量のJBODを選択することが可能だ。
HDDをフォーマットする
HDDをフォーマットする
Storaのセットアップが成功した
Storaのセットアップが成功した


 2) デスクトップアプリケーションのインストール

 これはStoraとローカルパソコンの間の連携をスムーズに行うためのユーティリティソフトだ。インストールの流れは以下に示す:
最初のCDメニューから「ステップ2…」を選ぶ
最初のCDメニューから「ステップ2…」を選ぶ
デスクトップアプリケーションのインストール開始
デスクトップアプリケーションのインストール開始
標準とカスタムのインストール選択肢
標準とカスタムのインストール選択肢

 ここでは「標準」インストールを選択して結構だ。一部機能をインストールしたくない場合は「カスタム」で設定する。
インストール確認画面
インストール確認画面
インストール進捗状況
インストール進捗状況
インストール成功
インストール成功


 
■ 基本機能テスト

◎ Storaの管理と使用


 ▼ アクセス

 Storaの管理はブラウザーから行うが、アクセスは以下の二通りある:

 ・ユーティリティソフトStora Agentのインストールされたパソコンから

 デスクトップ画面の右下にあるタスクバーからStora Agentというアイコンをクリック(右クリックもOK)すると、
Stora Agentメニュー
Stora Agentメニュー

が現れるので、ログインを選択すれば、
設定したユーザ名とパスワードを入力する
設定したユーザ名とパスワードを入力する
接続状態を自動識別
接続状態を自動識別
ローカル接続できない場合、自動的にリモート接続を試みる
ローカル接続できない場合、自動的にリモート接続を試みる
 ローカル接続かリモート接続か自動的に接続状態を認識し、接続を試みてくれる。
リモート接続もできないケース
リモート接続もできないケース
接続成立
接続成立

 接続が成功した場合、
Storaアプリケーションを開く
Storaアプリケーションを開く

のように、Stora Agentアイコンのメニューから「Storaアプリケーションを開く」をクリックすれば、管理画面がブラウザー(Windowsパソコンの場合Internet Explorer)に表示される
Storaの管理画面
Storaの管理画面


 ・mystora.comから

 Stora Agentがインストールされていてもいなくても、直接ブラウザーにhttp://www.mystora.com
と入力すればアクセスすることも可能だ:
外出先からアクセスした場合
外出先からアクセスした場合
mystoraからアクセス
mystoraからアクセス

 こちらも自動的に接続状況を識別し、ローカル接続ができる場合は、直接ローカルのIPアドレスを使って接続してくれる。

 各項目はダブルクリックでも開くか、再生されるが、メニューボタンを左クリックすれば、メニューリストが表示され、いろんな選択肢がある。

 ▼ ローカルネットワーク上の認識状態
ローカルネットワーク上の認識状態
ローカルネットワーク上の認識状態
三つのフォルダ別に管理される
三つのフォルダ別に管理される
「マイコンピュータ」のプロパティ
「マイコンピュータ」のプロパティ
「Stora」アイコンをクリックすると、StoraにUSB接続のプリンターの追加・設定ができる
「Stora」アイコンをクリックすると、StoraにUSB接続のプリンターの追加・設定ができる

 この状態では、パソコンのローカルフォルダのようにデータのドラッグ・アンド・ドロップでもデータのコピーや移動ができる。

 ▼ 管理設定

 メニュー画面から以下のような設定が気軽にできる:

 トップメニューは簡潔だ:
アルバムボタン
アルバムボタン
メディアライブラリボタン
メディアライブラリボタン
環境設定ボタン
環境設定ボタン


 環境設定:
設定メニュー
設定メニュー
ログオン中のユーザ設定
ログオン中のユーザ設定
ディスク容量の確認
ディスク容量の確認
ネットワーク共有設定
ネットワーク共有設定
ルーター設定
ルーター設定
ネットワーク接続設定DHCPの選択
ネットワーク接続設定DHCPの選択
日時設定
日時設定
新しいユーザ追加機能
新しいユーザ追加機能
シャットダウンとソフトウエアアップデート機能
シャットダウンとソフトウエアアップデート機能
ディスクマネージメント
ディスクマネージメント


 電源オン・オフ管理のタイマー
電源管理用タイマー
電源管理用タイマー


 うっかりして録画スケジュールと矛盾のある設定にした場合、録画いできなかったりすることがるので、要注意。

 Storaインストール時設定した管理者アカウント以外に、新しいユーザを追加する:
新しいユーザを追加
新しいユーザを追加


 ▼ ローカルパソコンのデータバックアップ(Desktop Mirror)機能


 何を?システム?データ?容量問題?2TB×2でも足りない?どんなタイミング?深夜?

と、いろいろ考えちゃう。


 ▼ メディア再生

 基本はFlash Playerで再生されるが、フォーマットによっては使用パソコンの再生ソフトのプラグインが必要で、自動的に有効化を求められ、それに応じてダウンロードやインストールをすれば再生可能だ。
メディアライブラリーを開いた
メディアライブラリーを開いた
画面表示のいろいろ
画面表示のいろいろ

 サポートされていない動画フォーマットの場合、
そのまま再生か、ダウンロードするか 選択可能
そのまま再生か、ダウンロードするか 選択可能
「そのまま再生」を選択
「そのまま再生」を選択
プラグインダウンロードの確認
プラグインダウンロードの確認
ダウンロード許可の確認画面
ダウンロード許可の確認画面
ダウンロード中
ダウンロード中
再生中
再生中


 ▼ ローカルパソコンからコンテンツをアップロードする機能

Stora上の空のフォルダ
Stora上の空のフォルダ
右クリックし、メニューから「アップロード」を選択
右クリックし、メニューから「アップロード」を選択
Stora内蔵のファイルマネージャが起動
Stora内蔵のファイルマネージャが起動
ドラッグアンドドロップ画面
ドラッグアンドドロップ画面
「アップロード」ボタンをクリック
「アップロード」ボタンをクリック
アップロード進捗状況
アップロード進捗状況
アップロードされたコンテンツ
アップロードされたコンテンツ
コンテンツが問題なく再生中
コンテンツが問題なく再生中


 ▼ Stora上のデータのバックアップ

 USB接続のHDDにStoraのデータをバックアップすることが可能だ。ただ、Premiumバージョンでしかできない。無料で1ヶ月間の試用ができるトライアルバージョンをMy Storaのトップページからダウンロードしてインストールした:

 ・Premiumのトライアルバージョン導入
申請
申請
すぐStoraに移動する
すぐStoraに移動する
インストール完了
インストール完了
Premiumバージョンのトップ画面
Premiumバージョンのトップ画面

 標準バージョンに比べ、「Storaバックアップ」と「トレント」がボタンが使える。

 ・バックアップ

 ※※ 注意  あらかじめ、内容が消去されても構わないHDDをStoraのUSBポートに接続しておくこと 
バックアップ開始
バックアップ開始
USBバックアップ機能を有効にする
USBバックアップ機能を有効にする
左側の丸いボタンをクリック
左側の丸いボタンをクリック
「OK」をクリックして確認
「OK」をクリックして確認
バックアップに使うかどうか(USB接続HDD上のデータ消去)の確認
バックアップに使うかどうか(USB接続HDD上のデータ消去)の確認
設定中
設定中
USB接続HDDの認識が完了、左の丸いボタンをクリックしてこのHDDを選択
USB接続HDDの認識が完了、左の丸いボタンをクリックしてこのHDDを選択
「バックアップに使用」ボタンをクリック
「バックアップに使用」ボタンをクリック
フォーマットの形式を選択し、「フォーマット」ボタンをクリック
フォーマットの形式を選択し、「フォーマット」ボタンをクリック
フォーマット前のデータ消去の警告
フォーマット前のデータ消去の警告
フォーマット完了
フォーマット完了

 有効になったHDDを選んで、再度「バックアップに使用」をクリックすると、
バックアップ用にする際のデータ削除の最終警告
バックアップ用にする際のデータ削除の最終警告
対象HDDがバックアップ用として有効状態にった
対象HDDがバックアップ用として有効状態にった


 ▼ HDDの交換とシステム構築

 当初は1台の500GBのHDDをインストールして設定、テストを行ったが、2TBのHDDを2台購入したから、交換した。前に書いたように、取り外しと取り付けとも実に簡単にできる。

 ※ 実は、取説によれば、ほっとスワップにも対応しているそうだが、データ保護のために、万が一を避けるためにも、電源を切ってから作業しよう。


 このサーバーの一番の特徴は簡単に最大容量のJBODか最大安全性のRAID1を構築することができることだ。

 
 ・RAID1運用

 改めて設定してもいいが、1台のHDD時、1台ながらRAID1に設定したので、まずはその設定をUSB接続HDDにバックアップしたうえ、リストー(リカバリー)することで設定を復元した。1台の時は安全性の高いRAID1でディスクをフォーマットしたため、リカバリー後もRAID1状態になった:

新しいHDDが検出され、セットアップ画面が現れた
新しいHDDが検出され、セットアップ画面が現れた
リカバリー(フォーマット)中
リカバリー(フォーマット)中
リカバリー完了
リカバリー完了
ネットワーク上で1つのデバイスとして認識された
ネットワーク上で1つのデバイスとして認識された
サブフォルダ
サブフォルダ


 約6時間20分かかった。ネットワークが遅いだろう。

 
 ・JBOD運用

 構築前に、1台のHDDを取り外して、パソコンにUSB接続した状態で、NTFSフォーマットをしたうえ、ベンチマークをしてみたため、再度取り付けたら、当然NTFSフォーマットのままでは使えないから、フォーマットを含め再構築が必要になった。ディスクマネージメント画面が現れた:

NTFSフォーマットのHDDを構成する必要がある→「新しいドライブを構成する」をクリック
NTFSフォーマットのHDDを構成する必要がある→「新しいドライブを構成する」をクリック
構成の選択画面
構成の選択画面
「最大ストレージ(JBOD)」を選択。データ消去の警告表示も
「最大ストレージ(JBOD)」を選択。データ消去の警告表示も
データ消去の確認画面。「はい」を選択
データ消去の確認画面。「はい」を選択
構成が始まった
構成が始まった
構成進行中
構成進行中
構成が完了した
構成が完了した
JBOD構成状態
JBOD構成状態
ローカルネットワーク上で認識された
ローカルネットワーク上で認識された
新規構成されたStoraの「マイコンピュータ」は空っぽ
新規構成されたStoraの「マイコンピュータ」は空っぽ
Storaが正常動作中
Storaが正常動作中


◎ Windowsパソコンからのアクセス

 ▼ ローカル無線LAN接続



 ローカル無線LAN接続でも、大きめのコンテンツも簡単にロードし、再生できる。
200MB程度のMPGコンテンツを再生しようとしたら、ダウンロードが必要
200MB程度のMPGコンテンツを再生しようとしたら、ダウンロードが必要
ダウンロードがあっという間に終わった
ダウンロードがあっという間に終わった
ダウンロードコンテンツの再生も軽快(言うまでもない)
ダウンロードコンテンツの再生も軽快(言うまでもない)


 ▼ ローカル有線LAN接続
 
 もっとも快速。
547MBのwmvを再生
547MBのwmvを再生
547MBのwmvが軽快に再生された
547MBのwmvが軽快に再生された


 ▼ リモート無線LAN接続

 パソコンのスペック:
 
 CPU:  Intel Centrino Duo 1.83GHz
 メモリ: 2GB
 OS:  Windows XP SP3

 外出先からアクセスしてみた。接続速度はそこそこだった:
インターネット接続速度測定結果
インターネット接続速度測定結果
ログオン画面
ログオン画面
時間がかかる
時間がかかる
ログオン成功
ログオン成功
メディアライブラリ
メディアライブラリ
動画コンテンツ
動画コンテンツ
コンテンツの表示方法
コンテンツの表示方法
コンテンツの表示方法
コンテンツの表示方法
ロードに時間がかかる
ロードに時間がかかる
20MB程度のFLV動画が再生された
20MB程度のFLV動画が再生された
なかなか再生が始まらない
なかなか再生が始まらない
ダウンロードに1時間以上かかったwmv動画がWMPで再生された
ダウンロードに1時間以上かかったwmv動画がWMPで再生された


写真コンテンツ
写真コンテンツ



 ▼ リモート有線LAN接続

 外出先の専用線から有線LAN接続してみたところ、インターネット接続速度が超高速なのに、上記の無線LAN接続に比べ優位性を得られなかった。パソコンのスペックも関係なさそうだった:

 ・例1 ロースペックノートパソコン

 パソコンのスペックが低い:

 CPU:  Pentium 3 、3.2GHz
 メモリ: 1GB DDR2
 OS: Windows XP SP3

専用線のインターネット接続速度
専用線のインターネット接続速度
20MB程度のFLVが普通に再生できた
20MB程度のFLVが普通に再生できた
コーデックが必要
コーデックが必要
コーデック取得後、ローカルのWMPによって再生された
コーデック取得後、ローカルのWMPによって再生された
デジカメの動画が正常に再生されなかった
デジカメの動画が正常に再生されなかった

 

 ・例2 ハイスペックノートパソコン

 パソコンのスペックが高い:

 CPU:  Intel Core i3-2310M(2.10GHz)
 メモリ: 4GB DDR3
 OS:  Windows 7 Premium Home 64ビット SP1

さらに高いインターネット接続速度
さらに高いインターネット接続速度
28MB程度のFLV、ダウンロードに時間がかかる
28MB程度のFLV、ダウンロードに時間がかかる
28MB程度のFLV、再生できた
28MB程度のFLV、再生できた
547MBのWMV、再生が始まらない
547MBのWMV、再生が始まらない
547MBのWMV、ダウンロードすることにした
547MBのWMV、ダウンロードすることにした
547MBのWMV、驚くほど低速
547MBのWMV、驚くほど低速
10数MBのデジカメのAVI動画の再生も始まらない
10数MBのデジカメのAVI動画の再生も始まらない


 うん、分からない。Storaに問題あり?外出先のネット管理に原因?

 ローカルネットワークとインターネットネットワーク、それからアクセスパソコンのスペックによっても、大容量動画の再生速度がかなり違う。

 接続速度については、当たり前だが、

 ・ローカルネットワーク>インターネット

 インターネット経由してのリモートアクセスでは、回線速度が60MBs以上でも、200MBの動画の再生開始は(ダウンロード完了)数十分間、1時間以上かかってしまう。

 ・ハイスペックパソコン>ロースペックパソコン

 ローカル接続の場合、完全にパソコンのスペックが支配的だ。

 ロースペックのノートパソコンMG55UD1



で200MBの動画の再生が始まるまで数十秒かかるが、ハイスペックのデスクトップパソコン



では数秒間しかかからない。


◎ Androidタブレットからのアクセス

・ローカル無線(wi-fi)LAN接続
最初のアクセス
最初のアクセス
ログイン成功メニュー
ログイン成功メニュー
フォルダを開いている
フォルダを開いている
動画を再生しようとした
動画を再生しようとした
動画を開くのに時間がかかる
動画を開くのに時間がかかる

 普通の数MBから10数MBサイズのFLVはやや遅く感じながらも再生はスムーズにできる。CPU処理能力よりも、ネットワークアダプタの処理能力がものすごく遅い感じ。

 このタブレットは性能が低いので、外出先からStoraにアクセスすることはできるが、せいぜい10数MBのFLV動画コンテンツを見ることができる。


◎ Windows Phoneからのアクセス

 Windows Phoneサイト
 キャリアはAU、外出先から問題なくアクセスできた。さすが相性がいいためだろうか、200MBのWMVも数秒でダウンロードされ、スムーズに再生できた。軽快性に驚いた。
使用したWindows Phone
使用したWindows Phone
サインイン画面
サインイン画面
サインインした状態
サインインした状態
FLV動画を再生しよう
FLV動画を再生しよう
FLV動画再生中
FLV動画再生中


◎ iPhoneからのアクセス
 
 知り合いの古いiPhoneからアクセスしてみたが、アクセス自体はできたものの、やはりフラッシュ非対応で再生はできなかった。


◎ スマートフォンからのアクセス
 
 知り合いのスマートフォン(ドコモののXperia)、遅すぎて待ちきれなかった。


 ◎ データ転送速度

 ネットワークドライブとして割り当てた状態で、ベンチマークを取ってみた:
500GBのHDD、 RAID1
500GBのHDD、 RAID1
2TB×2、RAID1
2TB×2、RAID1
2TB×2、JBOD
2TB×2、JBOD
2TB HDD、パソコンにUSB接続
2TB HDD、パソコンにUSB接続

 ネットワーク経由なので、USB接続時のHDDの速度の3分の1程度しか出ない。
 RAID方式はJBOD方式よりわずかに低い。

地デジ録画番組移動時の速度
地デジ録画番組移動時の速度



 ◎ 地デジ録画パソコンの録画先として

 



から地デジ番組の録画と再生は可能だった。録画先として登録するには、ネットワークドライブとして割り当てる必要があった。

 録画番組のHVL-AV1.0(RECBOX)へのDTCP-IPダビングはアドレス不正で失敗した。

 パソコンにUSB接続のブルーレイドライブ


(BD-RE)ディスク)へのDDRTダビングも失敗した(1時間以上待っても応答なし、ドライブアクセスもなし)。

 ☆★☆

 ところが、期待しなかったブルーレイドライブ(BD-REディスク)への「編集してダビング」は成功した!

 ♪♪♪

 
 現在、パソコンのローカルHDDに録画した地デジ番組をStoraに移動しても、見たいときに、それをローカルディスクにコピーすれば、また再生できることは確認している。こうやってローカルHDDの空き容量を保ちつつ、地デジ録画をしているわけだ。


 ◎ レグザテレビからのアクセス


 ★方法1 録画視聴機能を使ったDLNAアクセス

 まずは、サーバーとして登録する必要がある:
REGZAからSTORAをサーバとして登録
REGZAからSTORAをサーバとして登録

 「レグザリンク→録画番組を見る」を使ってアクセス:
REGZAからアクセス
REGZAからアクセス

ネットワーク状態による接続エラーが発生したりする:
接続エラー
接続エラー
STORAメニュー
STORAメニュー
下層フォルダ
下層フォルダ
再生できないフォーマット
再生できないフォーマット
再生できるフォーマット
再生できるフォーマット
再生の様子
再生の様子

 
 ★方法2 レグザのインターネット(ブロードバンド)機能を使ってアクセス

 こちらの操作もリモコンで行う。
ブロードバンドボタンを押して出た画面で「インターネット」を選択
ブロードバンドボタンを押して出た画面で「インターネット」を選択
ブロードバンド設定画面
ブロードバンド設定画面
「URL入力」を選択
「URL入力」を選択
IPアドレス入力画面
IPアドレス入力画面
STORAのローカルIPアドレスを入力
STORAのローカルIPアドレスを入力

 試さなかったが、http://www.mystora.comを入力すれば、自動的に識別され、ローカルIPアドレスが選ばれるだろう。
STORAのトップメニュー
STORAのトップメニュー
パスワード入力画面
パスワード入力画面
パスワード入力済み
パスワード入力済み
「サインイン」を選択
「サインイン」を選択
Adobe Flash Playerのインストールが求められた
Adobe Flash Playerのインストールが求められた
レグザのOSに対応しないため、ダウンロードできない!
レグザのOSに対応しないため、ダウンロードできない!
レグザのメモリが足りない!
レグザのメモリが足りない!
DNSエラー!
DNSエラー!

 諦めた。


 レグザテレビの地デジ録画番組のダビング先としてはだめだった。「録画番組を見る」からは認識するが、ダビング先としては認識されない。DTCP-IP対応ではないから、当たり前か。

 DLNAデータとして保存したはアナログ録画のMPEGが再生できた。


■ 消費電力:
 
 電力計附きタップでは、ファンの音が聞こえるのに、消費電力が0と表示される時もある。アイドル時は9W程度で、本当に省電力みたいだ。


■ まとめと感想

 Adobe Flash Playerが必須だ。

 手軽なサーバーとしていいところ:

   ・接続状態を自動認識し接続できる
   ・セットアップが簡単
   ・ブラウザーで豊富な管理と運用ができる
   ・昼間ではファンの音が気にならない
   ・HDDの取り付けと取り外しが楽
   ・メディアのフォーマットによって必要なプラグインダウンロードのガイドがあるので、便利

 使用環境の通信、接続速度とアクセス機器の性能に依存することが言うまでもない。ハイスペックパソコンでローカル接続の場合はまさにさくさくだった。
 

■ 不満(要望):

   ・複数の動画の連続再生機能(プレイヤーインターフェース画面機能、Androidでさえ可能)がほしい
   ・ログイン、ログアウトなどの統計情報のログ機能がほしい
   ・マルチUSB HDD接続が欲しい
   ・直接地デジ録画、またはDTCP-IPダビング先として使える機能がほしい(贅沢すぎる?)
   ・LEDランプが明るい→夜中では眩しいくらい。明るさが3段階調整できる機能(I-O DATAのRECBOX HVL-AVシリーズのように)がほしい。


□■ 2012年8月22日追記:

 最近購入した

からは自宅でも外出先でも問題なくアクセスでき、使える。勿論外出先では大容量の動画再生は遅くなったりする。

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