起動しないジャンクで売られていたものを購入しました(;=゚ω゚)=333
【メーカー/型番】GIGABYTE / GA-Z68XP-UD3R(Rev1.0)
【チップセット】Intel Z68
【Socket/Slot】LGA1155
【対応CPU】Corei7(~3770K)、i5、i3、Pentium、Celeron
【メモリスロット】DDR3(2133)×4
【拡張スロット】PCI-E(×16)×2、PCI-E(×1)×3、PCI×2
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ出力(HDMIのみ)、IEEE1394a、
S-ATA6G×4、3G×4、USB3.0×4、6chサウンド(ALC889)、
GigabitLAN(RTL8111E)
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】2011年6月
【製品のHP】
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=391...
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110611/ni_c...
当時のハイエンド向けのチップセットであるZ68が登場した頃のマザーです。
円安時期に実売価格2万円だったのでそれなりに高級機種だと思われます。
Z68はOCに強いチップセットでしたが、当時、主力であったSandyBridgeのCPUではCorei7-2600K、i5-2500Kを使用する必要がありました。(後に2700Kが登場します) その為なのか、VRM付近にはかなり大きな放熱板が付けられています。
ATXの上位マザーだけあり、拡張性は高いです。外部チップによるUSB3.0(4ポート)のサポートや、S-ATA6G(外部チップにより+2ポート)、IEEE1394aをもサポートします。
グラフィックカードを使うことが前提なのかディスプレイ出力はHDMI一択となっています。
■外観レビュー
それでは外観を見てみましょう(;=゚ω゚)=333
ジャンク品で購入したので、化粧箱はケーブル類はありませんが、マニュアル3冊とI/Oパネル(写真撮り忘れた・・・)は付いてきました。
翻訳が間に合わなかったのか、マニュアルは完全な英語版でした。
母板様の全体写真です。
リアのI/Oコネクタ部です。
PS/2(共用)、USB2.0×8、USB3.0×2、IEEE1394a、LAN
HDMI、S/P DIF、アナログ音声×6
このUSB2.0ポートは電源OFF状態でも電源を供給することができます。しかも通常のUSB2.0は定格電流が500mAですが、こいつは3倍の電流を供給できることを謳っています。つまり、スマホ用の高速充電器並の速度で充電することができます。
もはや、懐かしく感じてしまう「LucidLogix Virtu GPU Virtualization」のロゴ。これはGPUの仮想化技術で、グラフィックカードを挿しても、CPUに内蔵されたGPU機能の1つであるクイックシンクビデオなどを使えるというシロモノですが、結構ベンチのスコアに影響したのであまり使っている方はいないと思います。
メモリ部
DDR3が4本。
XMPで2133MHzまでサポートされています。
S-ATA部
白:Z68チップセットによるS-ATA6Gが2ポート
黒:Z68チップセットによるS-ATA3Gが4ポート
灰:Marvell 88SE9172チップによるS-ATA6Gが2ポート
まだ、この頃はチップセットレベルではS-ATA6Gは2ポートしかサポートしなかったんですね・・・しかもB2ステップでは長期間使用で故障するエラッタがあり回収になったのは良い思い出(^^;
USB3.0チップ
この頃のチップセットはUSB3.0は統合されておらず、外付けのEtronTechのEJ168A(USB3.0を2ポートサポート)が、2つ載っており合計4ポートサポートします。ただ、このチップは割と相性問題が出やすいです。ECSの廉価マザーでさえ、ルネサスチップを積んでいるのに・・・
IEEE1394aチップ
もはや懐かしすぎて、チップセットメーカーだったことすら忘れられているVIAのIEEE1394aコントローラーのVT6308Pです。もう捨てられた規格なので新しいハイエンドマザーには搭載されていません。日本ではDVカメラではそこそこ採用され、ノンリニアビデオ編集が流行しましたが、海外ではどうだったんでしょう?アップルのロイヤリティが高かったらしいです。
LANチップ
みんな大好き定番すぎるRealtekのRTL8111Eです。
俗称はギ蟹。
サウンドチップ
こちらも蟹のALC889です。GIGABYTEと言えば、高音質なALC898Aを独占的に使用していましたが、この時期には別の物に代わっていますね。とは言え、S/N比108dBを謳っていますし、(誰も使わないと思うけど)DOLBY Home Theaterに対応しています。
拡張スロット部
PCI-E×16が2基。但し1基は×8動作。
PCI-E×1が3基
普通のPCIが2基です。
このマザーはRev1.0でPCI-Eは2.0止まりですが、Rev1.3のものは3.0に対応します。
Dual-BIOS
安心のBIOSロムが2つ搭載された機能です。
この機能も歴史が長くSlot1の青いマザーであるGA-BX2000+で採用されました。
VRM部
高級マザーだけあって、放熱板がデカいのです(;=゚ω゚)=333
ちなみにこのマザーはオール固体コンです。
■動作させてみよう
正直、動作しませんと書かれたマザーなのでそのままでは動かないと思います。
少なくともCPUのピン曲りでは無さそうです。
とりあえず、CMOSバッテリーを外して東京出張の3日間放置することにしました。
んで、出張から帰ってきたので動作確認してみた。
生贄パーツはCeleronG550(ES品)、DDR3-1333MHz 1GB×2枚、RADEON HD2600、リテールクーラー、動物電源
そして、ポチっとな!
BIOSキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
ってか、特に問題なく動くんですけど(^^;
CMOS電池外しが効いたのかな?
このマザーはまだBIOSですが、ベータ版止まりでUEFIも存在します。
・・・が所詮はベータ版なのでBIOSの中で一番新しいF6に更新しました。
USBメモリのDOSで更新。
更新後のBIOS。特に何も変わらないですね(^^;
一応、IvyBridge対応になるようです。
起動しない品の割には普通に動作していますね・・・
特にスロットの不認識もありません。
これでLGA1155マザーは・・・
【Z77】
・GIGABYTE GA-Z77MX-D3H(レビュー品)
・GIGABYTE GA-Z77X-UD5H(レビュー品)
・ASUS P8Z77-V(ジャンクを修理)
【Q77】
・DQ77MK(レビュー品)
【H77】
・ASRock H77M(新品購入)
・ASUS P8H77-I(ジャンクを修理)
・PCCHIPS H77M-P71G(新品購入)
【B75】
・ASUS P8B75-M(ジャンクを修理)
【Z68】
・ASUS P8Z68-V PRO/GEN3(レビュー品)
・P8Z68-V/GEN3(ジャンクを修理)
・GA-Z68XP-UD3R ←今回加わったもの
【H67】
・ASUS P8H67-I PROが2枚(新品購入)
・Intel BOXDH67CFB3 ←但し、BIOSが飛んで昏睡中orz
・ASRock H67DE(レビュー品PCに搭載されていた)
【H61】
・ASUS P8H61-MX(新品購入)
・GIGABYTE GA-H61M-S2V-B3(リペア品購入)
・ASRock H61iCafe(新品購入)
・ECS H61H2-M5(リペア品購入)
・ECS H61H2-M2 V2.0(リペア品購入)
・ASUS P8H61-M LX PLUS REV 3.0(新品購入)
・ASRock H61M-VG3が2枚(新品購入とジャンクを修理)
・PCCHIPS P62Gが2枚
・H61M-E(新品購入)
合計26枚(1枚はBIOS飛んでます・・・)
・・・まだ増えるのか(^^;
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購入金額
1,000円
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購入日
2014年09月12日
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購入場所
日本橋のPCショップ
いぐなっちさん
2014/09/23
UEFIモデルのZ68かH67マザー欲しいですわぁ。
ふっけんさん
2014/09/23
正直動くと思っていなかったので、結果的に良い買い物になりましたね。
まだ、LGA1155マザーも中古で3000円以上はするのでありがたいのです(;=゚ω゚)=333