球磨型は、1920年に第一艦である球磨が竣工し、世界に先駆けて36ノット(66km/h)という高い速度を実現しました。終戦まで、日本最速の軍艦は、40ノット(74km/h)が出る駆逐艦「島風」であり、今の海自の護衛艦もこれくらいの速度なので、1920年に36ノットを出したというのは、日本の造船技術の向上を示す物だと思います。
球磨型というと、改装によって重雷装艦となった「北上」、「大井」が浮かんできます。この船は61cm酸素魚雷を片側20門、両舷あわせて40門というとんでもない仕様となっています。戦艦でも、魚雷を一発食らうと平気ではいられないのに、同時に20発も撃てるわけです。しかし、艦隊戦の機会はそうそうなく、活躍する事なく終戦を迎えています。
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購入金額
500円
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購入日
2006年頃
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購入場所
フリーマーケット
sukiyakiさん
2011/08/10
名湯さん
2011/08/11