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PCIe 3.0対応はIvyBridge(と対応GPU)待ち

最近はPCIe 3.0への対応を謳った新作M/Bが増えていますがいずれもM/B設計での対応で本当にPCIe3.0で動くためにはCPUの対応待ち(IvyBridge)になります。また実際にM/B+CPUがPCIe 3.0に対応したとしても、それを有効に利用するためにはグラフィックカード側もPCIe 3.0に対応している必要があるので現時点ではあまり意味が無い物になります。それでも、「一応」次の世代のCPUとPCI Expressの規格に対応しているというのは自作erにとっては嬉しい物です。


M/Bの色は黒で統一。そこに金色の固体コンデンサという色の組み合わせはなかなかカッコイイ。ヒートシンクの色が灰色なのが少し残念といったところでしょうか。ただCPU周りはそこそこスペースがあるので大型CPUクーラーでも装着可能です。

メモリスロットは1+3、2+4の1本置きでデュアルチャンネル動作します。最近のM/Bにしては珍しく色分けされていないので注意。まあ最近メモリが凄く安いので4本挿しする人も多いので気にする必要はあまり無いかも?

UEFI対応で設定もマウスでの操作が可能ですがXaiなど一部のマウスと相性があるようなので注意が必要。UEFIでは楽々OC設定などさまざまな設定が行えるようになっていて色々と調整できるようになっています。

※豆知識:UEFI上でF12キーを押すとUSBメモリなどにスクリーンショットが保存可能です。設定確認などに便利です

背面パネルにCMOSリセットスイッチを搭載していたり、M/B上にPOSTコードを表示するセグがあったり、電源ボタンとリセットスイッチがあったりするので仮り組みでも楽に動作チェックを行えるのが非常に良い所。POSTコード表示はPCが起動しないときの原因究明に役に立つこともあるので判ると便利です(マニュアルにコード一覧が記載されています)。

HD69xxなどの長いビデオカードを挿すとSATA端子類の真上に来てしまいますのでSATAケーブルは予め挿しておく方が楽。またSATA端子ですが、一番上の灰色の2つは搭載されているMarvell社製のコントローラに接続するための物である点に注意。上からMarvell*2、Intel SATA6Gbps*2、Intel 3Gbps*4となっています。

付属品に2.5"マウンタにもなる3.5インチベイ用USB3.0フロントパネルがあるのでUSB3.0端子をPCの前に持ってこれます。

CPUソケットの左下方に汎用4pin電源ソケットがありますが、こちらはPCI Expressのビデオカードに電流を追加供給するための物です。GTX580など大量に電流を消費するビデオカードを使いオーバークロックしている場合、また2枚挿している時などにより安定動作させるための保険的な物ですので普通は挿さなくてもOK。


発売されてからまださほど経っていない事もあってまだ安定したUEFI待ちという部分もあるのですが、全体的に見ればカッコよくてPCIe3.0に対応しているしっかりと作られたM/Bだと言えます。
  • 購入金額

    19,980円

  • 購入日

    2011年08月頃

  • 購入場所

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