以前Xeon E3-1285L v4のレビューを書くために組んだPCで使っていたCPUクーラーが、ENERMAX ETS-T40-TAVです。
このクーラーでは汎用の12cmファンが同梱されていて、それを冷却用に取り付けるのですが、この同梱のファンの成型精度が悪く、羽が引っかかって回らないことがありました。
根本的に直そうとすると結構面倒なので、とりあえずCPUクーラーの動作を優先してファンを交換することにしました。余ったファンは後できちんと直して他で使っても構いませんからね。
交換用のファンに対してこだわりは特になかったのですが、自宅周辺の地域で入手出来て回転数がある程度ありPWMコントロール対応品という条件で探した結果がこれになりました。
結構静かで風量もまずまず
今回はヒートシンクに刻印されている矢印通りの風向きとなるように取り付けました。
ちなみにこのPCは、既存のPCと中身を入れ替える予定となっているため、現状ではケースに組み込んではいませんので、バラック状態で動いています。
マザーボードのステータスモニターで確認してみると、標準状態では1,300rpm前後で回転しているようです。3DMarkのFire Strikeを実行するともう少し回転数が上がったように感じられますが、それ以外の殆どの状況ではこの回転数を維持していたようです。
ちなみに部屋が寒かったこともあるのかも知れませんが、3DMarkを実行してもCPUの温度は最大となったコアでも30℃程度であり、これ以上の派手な冷却はそもそも必要無かったようです。
最終的にはケースに組み込みますので、当然温度は今よりは大幅に上がるとは思うのですが、Broadwellにこのクーラーという組み合わせであれば、発熱に関してはまず心配はなさそうです。むしろCore i7-3930K+P9X79の方にPCにこのくらいのクーラーを使うべきという気がします。
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購入金額
1,323円
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購入日
2016年02月06日
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購入場所
ケーズデンキ
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