2009年にオールパンLサイズ・Sサイズのセットを購入して以来愛用しています。

散々使い倒し、妻のリクエストで2013年秋に同じセットを買いなおしました。

買いなおした方のオールパンスマートセット。ショコラ（茶色）だと汚れも目立ちにくい

アルミですが鋳物なのでちょっと重たいです。

男性の私が持ってもちょっと気をつけないといけない感じです。

正直重たくて使いにくそうだなというのが、購入当初の印象だったのですが

使い続けていくうちに評価ががらりとかわりました。

実際重いことには変わりないのですが、このオールパンの調理方法としては

置きっぱなしでじっくり火を通すので持ち上げる必要はほとんどないのです。

このオールパンを使う際にあると便利なのが、上の画像にも写っている赤い適温計。

まず適温計を載せて強火でオールパン全体を熱します。オールパン全体が熱された

ころあいで、適温計が「カンッ！」とちょっと離れていても聞こえるくらいの

小気味良い音で教えてくれます。

このタイミングで中火から弱火にして、ようやく調理したい材料を投入です。

オールパンは底が深く全体的に厚みのある構造なので、全方位から満遍なく

熱してくれます。だから強火にしなくてもじっくりと火が通ります。

ガラス製の蓋を載せてしばらく置いておけば、野菜は水気を残したまましんなり、

肉も硬くならずに柔らかく焼きあがります。

共働きなので私が料理する機会も多いのですが、オールパンを使うまでは

肉野菜炒めの肉がカッチカチだったり、元ニンジンや元ピーマンの黒こげ片を

たっぷり除けないといけなかったりで、味のほうもいわずもがなでした。

ところがオールパンに慣れてコツがつかめると、野菜はツヤツヤ肉は柔らかで

うまいこと作れるようになるじゃないですか。

料理に関してはいまだにセンスもなく下手ですが、宅配食材の決まったレシピを

作る際に「なんでレシピどおりに作ってこんな風になるの！？」と言われるような

ものを作ることもなくなりました。

油で揚げる料理は苦手なのですが、オールパンならちょっと厚めに油を敷いてやれば

うまいこと揚げ物的な調理ができるので助かっています。

妻いわく、ちょっと調理に手を抜きたい方にもお薦めですよとのことです。

それはあれですか、オールパンなら料理が苦手な夫でも料理できるようになるからですか。