レビューメディア「ジグソー」

Ralph Vaughan Williams / A Sea Symphonyのレビュー

コメント (7)

  • 退会したユーザーさん

    2007/06/11

    はじめまして!かなざわと申します。

    クラシック音楽全般が好きなのですが、恥ずかしながらヴォーン・ウィリアムズはほとんどノーマークでございます。。。演奏会で何回か聴いたことはあると思うのですが。

    イギリスの作曲家と言うと、エルガーのチェロ協など大好きな部類ですが、ヴォーン・ウィリアムズはどのような曲調の作品を書いているのでしょうか…?
    ご教示いただけますと幸いです!
  • そいにーさん

    2007/06/14

    ヴォーン・ウィリアムス(以下RVW)の作風は一般的には典型的イギリス田園趣味的、牧歌的な作風と評されることが多いです。
    その理由としてRVWがイギリスの民謡復興と言うものに大きく関わっていたからということがあげられます。
    「民謡は音声によって伝えられるものだから、視覚的な助けはいらない」「歌い手はリズム形式に関して自由に振舞うことが出来る」といった考え方から、5拍子や7拍子などを使い、リズムに縛られない純旋律的な曲を書きました。

    しかしながら、第2次世界大戦前後からの作品では作風がまったくと言って良いほど変わります。
    どちらかと言えばショスタコのような緊張感のある作風に変わっていきました。
    SYM4・6・9などではすさんだ響き、威圧的な下降音階進行などが使われ、「荒涼」「廃墟」と言ったようなイメージがシックリくると思います。

    オススメのCDですが、DECCAのヴォーン・ウィリアムズ作品集/指揮:マリナーが比較的手に入りやすく、RVWの入り口としては良いかなと思います。収録されているのは「グリーンスリーヴスによる幻想曲」や「トマス・タリスの主題による幻想曲」など第2次大戦前の作品です。
  • 退会したユーザーさん

    2007/06/26

    レス遅れまして失礼いたしました。
    詳細なご紹介、ありがとうございます!

    お勧めCD聴いてみたいです!
    が、ショスタコにも通じるという大戦後の作品も気になります…
    「荒涼」「荒廃」…ぐっとくるキーワードです(笑)
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