以前買ってあったのですが、使う機会が無く長らく放置していた品です。
Bluetooth接続したオーディオプレイヤー・スマートフォンなどの音楽を、FM電波で送信するというトランスミッターです。
通常はiPod互換のDockコネクターやLightning、WALKMANのWM-PORTなどの専用出力端子や、3.5mmステレオミニプラグの出力をFM送信するものが殆どなのですが、送信元をBluetoothにすることによって、大半のスマートフォンに対応させたというのがこの製品の意義なのでしょう。
私の場合は、1枚目の写真通りの値段だったので、とりあえず試してみようという程度の感覚で買っただけですが…。
音質には限界が見える
実は今回これを使ってみようと思い立ったのは、Astell&Kern AK100を車載用として使えないかと考えたからです。
AK100はBluetooth出力に対応はしているのですが、自動車用のAVNなどのBluetoothオーディオ再生機能から利用することが出来ないのです。
今までトヨタの純正ナビを中心に何台か試してみたのですが、そもそも接続が出来なかったり、接続しても音声が出力されなかったりと、使えるものがなかったのです。iriverの公式情報で使えないと書かれていますので、仕方ないのはわかっているのですが。
私の十分の車にはBluetoothオーディオ再生に対応したナビなどそもそもありませんので、通常はiPhone4+FMトランスミッターで音楽を鳴らしていて、今回はこれをAK100+JF-BTFMKに交換してみたというわけです。
最初はなかなかAK100からJF-BTFMKが検出されないなど苦労したのですが、接続が確立してしまえば後は普通に再生することが出来ました。
FMで飛ばしていますから音質は最初から期待出来るほどではないのですが、それを差し引いてもコーデックがSBCのみであることが響いているのか、SONY MDR-1RBT MKIIとNW-A16をSBCで接続したときと同じような、妙に痩せた音になるのが気になります。せめてaptX対応であれば、もう少し自然な音になったのかも知れませんが…。
FMトランスミッターとしての質自体はさほど悪くはなさそうです。SBCによる劣化を差し引けば、比較的バランスの整った音ということが出来ます。
今まで車載用としては全く使い物にならなかったAK100を活用出来るという意味では、この製品を買った意義は充分にありました。実用性を考えればWALKMAN+WM-PORT用トランスミッターや、現用のDockコネクター用の方がずっと優れているとは思いますが…。
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購入金額
180円
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購入日
2015年頃
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購入場所
じゃんぱら
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