5年前に、DELL Latitude D620
を購入した時も、当時としては高性能なノートPCの部類で、尚且つ当時のノートPCは、消費電力も大きかったので、9セルバッテリーを選びました。(とっても重いです)
デカイ,重たいモバイル機は、外出の度に後悔するのですが…
やはりパフォーマンスには代えられず、今度もこんなモバイル機を購入してしまいました。
3/11に、DELL Latitude D620の入った8kg超のバックを抱えて6時間歩いて帰宅した時には、今度こそ軽いモバイル機を買おう!と思ったのですが…駄目でした。
キーボードはセパレートキーで10キーも付いています。
キーボードの掃除も楽そうです。
購入時の主な構成は、
ModelName : Prime Note Galleria QF540(BTO)
OS : Windows 7 Ultimate 64bit Service Pack1
Diaplay : 15.6inch LED Full HD
CPU : Intel Core i7 2820QM(Quad Core 2.3GHz L3 Cache 8MB HT TB3.4GHz)
Memory : DDR3 SO-DIMM PC-10600 4GBx2 Dual Channnel
HDD : 750GB 7,200rpm(Seagete)
Mother Board : Mobile Intel HM65 Express Chipset on Board
Graphics : nVIDIA GeForce GT540M 1GB
Intel HD Graphics 3000
Optical Drive : BD-R/RE + DVD Multi
Either : Gigabit Either LAN Port
Wireless LAN : IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth : 3.0 + HS
Card Reader : 5 in 1 (SD/SDHC/SDXC/MD/MMC)
WEB Camera : HD WEB Camera
I/O Port : USB 2.0x1,USB 3.0x2,VGAx1,HDMIx1,MICx1,Audiox1
WHD : 374x247.5x35mm
Weight : 2.47kg
事の発端は、Adobe Premiere CS5です。
このアプリは、64bit OS専用のアプリです。
これまでは、DELL Latitude D620で、Premiere CS4を使っていたのですが、このノートPCは、CPU(CoreDuo T2500)が64bit非対応で、64bit OSが、使えません。
5年前は、ビデオソースの主流はSDだったので、Latitude D620でも充分対応できていたのですが、最近では、殆どがHDソースに変わってきました。
24分間のHDソース(QuickTime非圧縮)のエンコードに12時間以上掛かるとPremiereが表示したのには愕然としました。
その頃に、第2世代 インテル Core? i7 プロセッサーの内蔵グラフィックスがハードウェアエンコードにも使える事を知り、Pegasys TMPGEnc Video Mastering Works5が、
このハードウェアエンコードに対応したので、いよいよ環境が整ったと感じました。
家庭の2台のデスクトップPCでは、CPU + nVIDIA CUDA + SpursEngineで、HDコンテンツでも実時間未満でエンコードが終了するのですが、ノードPCでも、デスクトップPCの数倍程度の時間で処理きることを期待して購入しました。
出先で、コンテンツの修正→再エンコードに対応するためです。
様々なノートPCを検討しましたが、私が調べた中では、このノートPCが一番私の要求に応えてくれそうな中で、一番安いものでした。
検討時に重視したこと
①2nd Core i7 Series CPU(HD3000搭載)
②8~16GBのメモリが搭載できる
③15.6inch以下のLED HD Display
④HDDにS-ATA3が使える
⑤USB 3.0ポートが1以上(Intensity ShuttleでHDMIキャプチャー)
Prime Note Galleria には、GeFoece GT540M 2GB搭載の、ほぼ同性能のPrime Note Galleria MR6もあったのですが、エンコードにはGraphicsBoardの搭載メモリ量よりCUDAプロセッサーの数(残念ながらGT540Mは96個、デスクトップのGTX580の512個には遠く及びません)なので、USB 3.0ポートが多く、BTのバージョンが最新,SDXC対応カードリーダー搭載のPrime Note Galleria QF540を選択しました。
ついでに、予備バッテリー/ACアダプターも購入しようと思ったのですが、販売店曰く、未だ出たばかりのモデルなので、パーツ類はまだ入荷していない。とのこと。
標準(Core i7 2720QM)の場合は、バッテリーの持続時間が3.5時間となっていますが、CPUのアップグレードを行ったので、ちょっと心配でしたが、メールやブラウジング程度であれば、4~5時間持ちそうです。(HDDをSSD化したことも良かったのかもしれません)
購入時に、自分でパーテーションを切ってOSをインストールするので、OSのインストールは不要(リカバリーメディアとしてDSP版が付くとのことだったので)といったのですが、機器の動作確認のため、一旦OSをインストールするとの事。
インストール後に消しますか?といわれたので、そこまでする必要は無い。と答えました。
なので、750GBワンパーテーションでOSがインストールされていました。
Intel SSD 320 120GB レビュー
でも記載したのですが、一旦HDDで環境構築後、別のHDDにシステムバックアップを取り、Crucial RealSSD C300 256GBに書き戻しました。
先ずは、購入状態でのパフォーマンスをチェック!
CrystalMark2004では、2年前のデスクトップCPUのトップエンド Core i7 965 Extreamに迫るパフォーマンスです。
ウィンドウズ エクスペリエンス インデックスも結構な値が出ています。
購入時に付いていたのは、Seagateの750GB(7,200rpm)HDDです。
次に、HDDをSSDに換装した値です。
CrystalMark2004では、足枷になっていたHDDのパフォーマンスが改善され、更にスコアが伸びます。
このノートPCは、SSDが、S-ATA3で接続されるので、cricial C300のパフォーマンスが活かせます。
デスクトップPCに接続した際のパフォーマンスには劣りますが、充分です。
ウィンドウズ エクスペリエンス インデックスは、ノートPCとしては、立派な値だと思います。
このノートPCのCPU Core i7 2820QMのクロックは、2.3GHz,ターボブースト時に3.4GHzとなっています。
通常、メールの送受信やWEB閲覧時には、800MHz程度のクロックとなりますが、エンコード時には、3.0GHz程度までクロックアップされます。
私は、これまでターボブーストは、マルチスレッド非対応のアプリ利用時に動作すると思っていましたが、4コア8スレッド動作時にも、3.0GHzまでクロックアップされます。
うれしい誤算で、エンコード時にパフォーマンスを発揮してくれます。
但し、ターボブースト時には、排熱用ファンがフル回転し、結構な音と熱が出てきます。
QuickTime Full HD 53.94Mbit/s 4:00の動画ファイルを、Pegasys TMPGEnc VideoMasterring Worksで720P MPEG-4 AVC(8Mbps)にエンコードした時間を記載します。
Core i7 2820QM X264 5:34(タスクマネージャーのCPU使用率は、ほぼ100%)
HD3000 Intel SDK 3:03(タスクマネージャーのCPU使用率は、ほぼ50%)
GT540M CUDA 7:52
とっても優秀です。特にINTEL SDK Hardwareエンコードに優秀さには目を見張るものがあります。
ちなみにデスクトップでは、
Core i7 980X X264 1:53
SpursEngine H.264 1:44
GTX580 CUDA 1:43
ノートPCでこれだけのパフォーマンスには大満足です。
はじめから分っていたことですが、やはり大きさと重さが…
数日使ってみての???
・フルパフォーマンスでの利用時には、排熱の音と熱が結構出る
・ACアダプターがでかくて思い
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消費電力とのバーターになるかもしれませんが、販売店では保障されていない8GBx2枚のメモリを搭載してみました。
結果は、
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購入金額
149,981円
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購入日
2011年06月15日
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購入場所
ドスパラダイス
Sheltieさん
2011/06/25
SATA3対応のためSSD化でさらに大幅に性能アップしてますね。
Picardさん
2011/06/25
私もこのノートPC購入に当たっては、様々なメーカー製PCやショップPCを比較しましたが、私の要求(価格と仕様)に応えられたのは、このノートPCでした。
コストパフォーマンスは抜群だと思います。
Picardさん
2011/07/08
PC付属の、ライティングソフト Power2Goで対応可能なメディアを見た際に、DVDは、DVD-R,DVD-R DLと別記述になっているのに、Blu-Rayは、BD-R/REのみの記述しかありませんでした。
これで、BDのDLは非対応と思っていたのですが、試しにBD--R DLを入れて焼いてみたら成功しました。