高性能なノートというのはその代償で結構熱がシビアになる傾向があり、ファンやアルミ製台など色々発売されている。
しかしこれはその名の通りすのこ。すのこといえばあれだ、押入れに敷いて湿気を逃がす木製のアレだ。湿気を逃がせるということはつまり通気性がいい。それを放熱性の高いアルミで作れば冷却効果は…という一品。
元々金具等を製造しているメーカーなので丁寧な加工は見事。素手で触っても安心だ。
(余談だがすのこタン発売当初は現在のようにサイトが独立しておらず、いかにも普通な金具メーカーサイトの中にいきなりすのこタンの紹介があるというシュールな状態だったと記憶している)
ただあくまで金属なので、木製机や塗装面におくときは気をつけたい。
なんと本来別売りの専用マットまで一緒につけてくれた。ありがたい。
ノート用の冷却台としては他にナナメのアルミヒートシンクにファンを埋め込んだ重量タイプと、単に底面にファンを装備するだけのX字型の台を持っているのだが、それらは結構ファンの音が大きく、給電用にUSBを消費する。これは単なるすのこなので手軽に使用できるのがメリットだ。
この手の製品というのはあくまで汎用品で、ノートパソコン自体も本来それだけで十分な排熱ができるように考慮されている(ハズ)。なので効果は使用環境や機種によって千差万別といえるだろう。
先述のファン付モデルの場合、ファンの位置がうまくPC側の発熱部や吸気口にあたらないと思うように性能を発揮できないのだが、こちらは形状的に吸気口を塞ぐ心配もない。
相性がよさそうなのは、チルトスタンドが無く、底面に吸気口を持つタイプ。セットで使用されていたClevoノートはi7 720QMを搭載しながらチルトスタンドを持たず、薄型筐体下部の隙間は非常に少ない。まさにそのタイプ。
机(樹脂シート上)に直置きでPrime95を5分間回したところCPU温度は最高80度。
一旦負荷を停止させ、温度が47度まで低下した時点ですのこたんを敷いてPrime再稼動すると…79度。
たった1度しか変わらないじゃん!
実はこれには罠がある。このノートPC、見たところ4段階程度のCPUファンコントロールを行っており最高回転数になる境目が79度辺り。つまり79度を越えた時点で目いっぱいファンが回るのですのこがあろうが無かろうがそれ以上は温度が上がらないようにできている訳だ。
では効果が無いのかといえばそうでもない。すのこ無しの場合80度に到達まで1分ちょいだったのが、すのこがある場合2分程度まで最大回転数の79度まで到達しなかったのだ。つまり断続的な負荷であれば、平均的な温度を低くする可能性は十分にあるということ。実際すのこ自体も長時間使用すると暖かくなっているのだ。
まあこればかりはノートPCそれぞれの構造や、既存の使用環境に左右される可能性が大いにあるので参考程度にしていただきたい。
そんなことよりあるみさんかわいい。商品名はすのこタンだけど書いてあるのは「あるみさん」。あーもうノートの下敷きになんてするのがもったいないかわいい!説明書がどうみてもマンガなのがかわいい。かわいい。かわry
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購入金額
0円
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購入日
2012年01月頃
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購入場所
harmankardonさん
2012/02/12
でも,意外にしっかりした作りで,びっくりしました.
Vossさん
2012/02/12
禿同。
kazgbさん
2012/02/13
>そんなことよりあるみさんかわいい。
同感と言っておきます。。。
下小川さん
2012/02/13
…それじゃあ、あるみさん踏み絵!
愛生さん
2012/02/13
下小川さん
2012/02/14
sakさん
2012/02/15
すのこタンはアルミ簀の子製品群の総称…
あるみたんは譲らん…
下小川さん
2012/02/15
あるみたんはお譲りしますので!お許しを!!
窓辺ななみは譲らん!