<2014年08月03日追記>
Mayaにて2本使用中。
モーション用にQUADRO4000を購入してからはや、1年近くが経つ。
私のコンポジットPC用に購入してからは半年くらい。
そしてMaya for Physxを使用するにあたり、そのパワーを実感。
40万ポリゴン超え(三角形)でアニメーションがサクサク。
あれだけ重かったクロースシュミレーションを難なくこなす。
秒間17から20フレーム出るとほぼ問題なくアニメーション作業ができるので、ありがたいです。
一方で、Geforceシリーズの場合はどうなんだろう?
ほぼ同じ環境で試せる日が来たので、そろそろレビューします。
いままでQuadro4000とGTX560OCのMayaベンチを行いました。
その際にはMayaのプレビュー速度は、Quadro4000が5パーセント程度しか速くありませんでした。
そこからさらに詰めていって、ゲームではGTX560OCが大逆転。
っていうか、そもそもふつうの人がVGAに期待する性能というものは3Dゲームなわけで、Quadro4000は大敗を喫したわけです。
3Dアニメーション制作においてQuadro4000を使用してきたのですが、がっかりの5%程度の速度向上。
この5%に当時10万円を支払っていたわけで、それはもう無理だなと思います。
そんな気持ちを引きずりながらもQuadro4000のMayaにおける価格性能比の低さをなぜ公開しなかったかというと、それは私の使い方の問題もあるのではないかという疑念があったわけです。
もし、もっと高ポリゴン状態ならば変わったのかなと。
そうした疑念もあり、継続していたのですがあれから1年使い続けてはっきり言うと、GTX560OCでまったく問題なし。
Quadro4000は当時10万円弱、gtx560OCは当時2万円程度。
なのでGTX560OCのコストパフォーマンスは抜群に良かったです。
なので、3Dアニメーション製作を志す人達には「Geforceで十分」であると断言します。
ああ、8万円あったらなー、CPU強化できたなー。
そんな中で驚愕のGIGAZINEさんの記事が。
~NVIDIAのビデオカードをちょこっといじって30万円台のカードに変える方法 GIGAZINE~
http://gigazine.net/news/20130319-hacking-nvidia-card/
コレ見る限りですよ、GeforceとQuadroは基板上の抵抗をちょっとハンダでいじるだけでQuadro化できてしまう。
いや、まあ、これは結構みんな知っていたことではあるんですが。
でも、いまでもこれができてしまうとなると、10万する高額なQuadroって一体何なんでしょうね。
ドライバーの開発費用なのかな。
しかしですね、この記事見てQuadro化して3Dアニメ制作や勉強しようって思わないように。
まじでGeforceで十分。
ミドルレンジのGeforceを2年ごとに買い換えていけばok過ぎる。
やっぱCPUとメモリ、SSDですね、こっちにはカネかけましょう。
ってことで、ああ、あと1年ぐらいはQuadro4000使いたいかなと思う。
じゃないともと取れないよ。
と言いつつも、ドライバーが開発されちゃって早くなったりしないのかな。
物理演算機能に対応しちゃったりしないかな。
ボディに衝突検知ができちゃったりしないかな。
なんて期待もしたり。
いやいや、いままでしなかったんだから、これからもないだろうね。
そしてそれらの機能が追加されたら、そのときこそかえばいいわけですから。
現状はGeforceで十分だと思う。
この「GV-N560OC-1GI/L2」と「GA-Z77X-UD3H」でばっちり、3Dアニメーション制作が行えますよ。
大変にすばらしい環境です。
<2014年08月02日追記>
悲しいことにMaya2014ではDirectXベースかと。
Quadro選ぶメリットはとうとうないかも。
Geforceにしたほうがいいと思いますね。
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購入金額
90,000円
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購入日
2012年08月15日
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購入場所
ツクモ通販
ぽんぽんぽんさん
2012/04/10
新しいは正義ですね
昔のQuadroFX系のたくさんある型番のモデルだと自分にはピンと来なくて
Geforce換算だとG~コアとか言われた方がわかりやすいと思っちゃいます
プレカリアート真面目明さん
2012/04/10
Apex Clothingを実際にやったデモとベンチを作ってます。
なのでZ77マザーとP67マザーで比較できる日がそろそろ。