2011年にSandy一式を組む際にそれまでの簡易水冷から交換しました。
それまではCorsair製のCWCH-50を使っておりましたが液の揮発のせいか少し音などに問題が出たため、空冷且つ冷却性能重視で調べた末に購入したものになります。
専用ツールを使うと導入しやすい作り
リテンション部分を止めるネジが6角となっており市販品でも可能ですが付属の六角レンチツールの先端が球状の六角となっており、これがネジ穴に対して垂直でなくても回しやすくなってます。
またヒートシンクの部分が円状になっているので設置方向によらずメモリ干渉が気持ちしにくくなっておりますが高さは約152mmあるためケース内のスペース確保の方が重要になります。
なおAntecP193では内部にサイドパネルファン構造が内側にも出っ張っているためギリギリとなりました。
簡易水冷に引けを取らない冷却性
歴史的寒波の最中のため気持ち低いと思いますがツール読みでこの温度と回転数です。
テスト環境
CPU:Intel Core i7 2600k(OCで4.2Ghz)
CPU使用率:マイニング等で100%を1時間経過
ファン制御:M/Bで65℃をターゲット制御
室温:20℃
外気温:-1℃
ファンの仕組み上難しい
ファンとヒートシンク部分が一体化しているため基本ファンの交換はできません。
構造上ファンがヒートシンクに埋まるような形のため埃の掃除が非常にし辛いという欠点もあります。
ハイエンドクーラー帯の性能を実感
当時は出始めの簡易水冷の静音と冷却性を基準に考えており笊も有名だけどそこまでじゃないだろうと思ってましたが、簡易水冷の導入はしやすく静かで冷えるがメンテナンス不可なため一度問題が起こると交換となること。メンテナンスも可能で7年近く経っても冷却性をほぼ維持できてる空冷は冷却方法として流石鉄板とそれぞれ善し悪しを身をもって体験できました。
今となっては簡易水冷や水冷も進化しており事情も異なるのでしょうが、液漏れや見えない蒸発を長い期間気にせずに空冷を使うというのは断然ありな選択肢だと改めて感じました。
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購入金額
8,163円
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購入日
2011年02月05日
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購入場所
Amazon
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