Eric Johnson、この超凝り性のギタリストをご存じの方はいるだろうか。ギター界には「神」とか「王者」とかいろいろありがたい方々がおわせられますが、彼のことは特に日本においてはあまり一般的ではなく、「Musician's Musician」の域を出てないような気がする。彼を形容するならば「音色の魔術師」が正しいのか、「速弾きの元祖」なのか、「チューニングの職人」か。
マスクは音色の貴公子、という感じですが．．
そんな職人気質の彼は当然寡作で、もう30年以上音楽活動をしているのだがわずかアルバム5枚（インディーズ時代を入れても6枚）。そのセカンドが本作。
やはり出色は彼の代表曲とも言えるヒット曲「Cliffs Of Dover」。シャッフルのリズムに乗せてギター教則本の様な多彩なプレイが続く。ちょいひずみの音が気持ちイイ～～！！3曲目の「Desert Rose」は 変わったリズムでファンキーなAメロとメロディアスなサビの対比がおもしろい曲。彼の甘い声が聞ける。5曲目は南部生まれの彼らしく、西部劇のBGMに出てきそうな速いブギ。9曲目の「Righteous」は普段あまり多重録音をしないという彼には珍しく、複数のギターの音色が楽しめるハイスピードチューン。
あのAllan Holdsworthが認めた、希有なギタリスト、です。
【収録曲】
1. Ah Via Musicom（未来への扉）
2. Cliffs Of Dover（遥かなるドーヴァー）
3. Desert Rose
4. High Landrons（失われた大地）
5. Steve's Boogie（スティーヴに捧ぐブギ）
6. Trademark
7. Nothing Can Keep Me From You（消えぬ想い）
8. Song For George
9. Righteous
10. Forty Mile Town（40マイルの彼方）
11. East Wes
Eric Johnson website
「Cliffs Of Dover」
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購入金額
3,000円
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購入日
1990年頃
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購入場所
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