「『英作文』とは本来不適切な言葉である。我々が新たに文章を作り出すのではない、既存の表現を借りて、それを組み合わせ文章にする『英借文』が正しいのだ」と。
英論文を執筆するために購入しました。
購入切っ掛けは、自ら執筆するためというより、後輩の卒業論文の添削を行うためだったり。
自分が卒論書くときはこんなん買わなかったんですが、「見てもらう」ことより「見てあげる」ことの方が圧倒的に責任が重い…そうなると何らかの英語表現辞書、それも化学論文を書くにあたって―が必要になりました。
購入から3年以上経ちますが未だによくお世話になります。
この本では、(値の)減少、増加や、変化、比較など、科学論文を執筆するに当たり必要性の高い表現を調べることが出来るようになっています。
この本の最も優れた点は、極めて多くの用例が掲載されている点でしょう。
表現を「拝借」するのに最適な一冊になっています。
もう一点優れた点を挙げるとすれば、例えば上記の「減少」という表現一つにしても品詞別にまとめてあり、大変便利です。
たまにお世話になるのが、「例文の中で使用されている単語の検索」です。
用語の使用法が正しいかどうかの確認に使えます。
大きめの本屋にはきっと置いてあるでしょうから、手に取ってみて\13,000の価値を見出された方は購入されてはいかがでしょうか。
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購入金額
13,650円
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購入日
2008年02月頃
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購入場所
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