数年前のかなり以前に、PC水冷用の自分専用リザーバーを自作。なんとなくホームセンターをぶらついていると、園芸コーナーで花瓶を見つけた。
一輪挿しのタイプのようだが、三つ連なっている。
みていると、だんだんこれをリザーバーにしたくなってしょうがない。
600円か・・・高いかも。と思いながらも買ってしまったので無駄に出来ない。
とりあえずフィッティングをはめることが出来るように、G1/4ネジ穴をはめ込む。
はめ込むときに、しっかりと耐水性シーリング剤でシーリングを施す。
硬化したことを確認し、フィッティングとホースを取り付け、洗面器に満たした水に放り込む。
ホースの一方をふさぎ、もう一方から息を吹き込む。
もし水漏れするような穴があいていれば、ブクブクと気泡が現れるはず。
運良くしっかりとシーリングできていたようなので、次はネジ穴の固定を行う。
ネジ穴はシリコンゴムだけではぐらついてしまい、ぐりぐり動かしているとやがてシリコンがはがれてしまうので、しっかりとした固形物で固めてやらなくてはいけない。
そこで、水道補修用の2種混合パテを使用する。
こいつも便利。初めは粘土なんだけど、1時間ほどで、ガッチンガッチンに固まり、金属なみの硬さになる。
そもそも水道補修用なので、ちょうどおあつらえ向き。
しっかりとネジ穴周辺に盛り付けをし、後は乾燥するのを待つ。
これが、とりあえず出来上がった状態。くるっくるっくるっとまるっこくてかわいい。
そう、機能性ばっかりじゃなくて、こんなものもたまにはいい。
この後、実際にポンプに繋げて仮組みし、通水して水圧に耐えられるかを試すことに。
ホースなどの取り付け作業中も、フィッティング部分のぐらつきも全くなく、十分な強度があるように感じられる。
さっそくポンプに取り付けてみる。
水を入れると、けっこうな重さになるが、しっかりと自重を支えているようだ。
さっそく試運転開始。
ポンプ [Koolance PMP-450] を動かす。すごい勢いで水が流れていく。
毎分14リットル、毎時840リットルの水量の勢いは、水道の蛇口をいっぱいに開いた状態に近い。
水漏れも全く見られない。
ただ、ポンプの力が強すぎて、エアーをポンプ内部で噛みまくっている様子。
ポンプから排出される水流が、ホース内部に細かい空気が糸を引くように続いている。
球体のリザーバーなので、水流もエアーも、その内部でクルクルと周り、その効果で竜巻のような空気の渦がホース内部に出来上がっていた。
なんか、かなりすごい竜巻状態。
さすがに空気を噛みまくっているせいで、ポンプの内圧が安定しない。
それに空気が永遠に循環しつづけてしまうので、冷却効果がかなり落ちてしまう。
見た目的には「おおお!すげえ!」ってなるんですが・・・。
ということで倉庫行きとなりました。
まさにお蔵入りです。
[反省点]
ガラスは危ない。
水路が細すぎた。
丸いのはダメらしい。
リザーバーにも気泡をなくすという重要な役割があることを再認識させられた。
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購入金額
600円
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購入日
不明
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購入場所
ホームセンター
N-DRさん
2011/04/19
bibirikotetuさん
2011/04/19
nnsuteさん
2011/04/19
あれです、出来るだけ安く済ませてやろうとして失敗する典型的なパターンです(笑
>bibirikotetuさん
気泡が抜けてくれれば、流量の少ない経路で使えたかも・・・。
でも品質の安いガラスなんで、いつ割れるか分からず、実際に使うにはかなり怖いです(笑
mickeyさん
2011/04/19
思ったのですが中々難しいですね(^^;
nnsuteさん
2011/04/20
見た目は想定していたものに近かったのですが
機能的には完全に失敗です