日本市場で2008年の3月から販売が開始され、今も人気車として幅広い年齢層から支持されているFIAT500のカタログです。
これは発売前に海外仕様のそれをサンプルとして輸入されたものだと思われます。
FIATものは、日本企画より現地企画のものが圧倒的に格好良い
これはFIAT500が本国でも発売される前年度2007年用に配られたカレンダーです。
計6台の色違いFIAT500が並ぶシンプルなカレンダーに見えましたが、2ヶ月毎に配される可愛いFIATには同サイズの透明シートが被さる様に設計されており、その透明シートにゼッケンやストライプを自由に組み合わせる事が可能でした。
シールパーツにはアルミホイール等もあり、自分だけの「シックな500」や「レーシーな500」を楽しむことが出来ました。
このカタログも、同じ手法で楽しむ工夫が施されており、ストライプやチェッカーシールを貼ることが出来ます。
これは今年2016年のFIATカレンダーですが、日本の祝祭日が反映されているものです。
まぁまぁ個性的な良いカレンダーだとは思うのですが、過去にいただいたフィアットのカレンダーを思い出すと、1月をgennaio、2月をfebbraioと表記しながら、日本の祝祭日が反映していない
イタリア企画のカレンダーこそ美術品でした。
その当時のフィアット車に華のある車が少なかったという事情もあるやもしれません。
が、作業着を着たスタイルの良い工員さんの体躯を前面に押し出して一年を飾るカレンダー。
そんな車会社のカレンダーってあります?
手元に写真すら残っていないのが残念です。
ウチに配ってもらえるモノを見た範囲ですが、伝統的にフィアットのカレンダーは
アルファロメオのそれより格好良いものが多いです。
カタログの上に乗っけている500のピンバッジは 次のご紹介まで待ってね。
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購入金額
0円
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購入日
2007年頃
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購入場所
FCA京都 (当時はアレーゼ京都)
くろぱんださん
2016/03/30
このような作り方は国内メーカーじゃ無理なんでしょうね。
特に車のカラー見本の所が好きです。
最近某ディーラーに行きましたが、すべて表紙レイアウトは同じでワクワクしないモノになっていました。モーターショーでカタログ集めて夢見てた頃が懐かしいです。
フェレンギさん
2016/03/30
だからずっと手元に残ってるんですね。
もっと高価な、レクサスとセンチュリーのカタログも持ってましたが、オーナーでも無いので
全然愛着が湧きませんでした。
フィアットは500でやっと復権しましたが、それ以前のプントやパンダでも かなり良いカタログでした。
イタリアはやっぱ格好イノチです。
(エアコンが装備されていないイタリアの旧市街では窓枠に「網戸」が付いていないので、日本人が「蚊はいないのか?」と尋ねると、「あんな不格好なものを家に付けられるか!」ですと。