“SWING GIRLS”。あの「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督と制作陣が手がけた青春映画。補修を受けている女生徒達が、サボる口実で食中毒で演奏できなくなった吹奏楽部の代役を買って出た。はじめは補修をサボる口実でしかなかったが、そのうちジャズの魅力に引き込まれ吹奏楽部員が復帰して行き場がなくなると自分たちでバンド結成!...とはいえ楽器もなくお金もないのでバイトに精を出し....最後には市の音楽祭にエントリーするが....
というようなあらすじ。音楽祭の曲などにその吹奏楽部の流れで演奏することになったビックバンドジャズが流れるのだが、これが映画に出演した上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカら俳優陣が自分たちで演奏したものであると言うこところが価値がある。
本当に徐々に上手くなり、「結構聴ける」レベルまで上達するのだ!
サントラの構成はそんな彼女たち(SWING GIRLS)による演奏曲とミッキー吉野によるBGM、それに映画の場面のセリフが間に数回挟まれる。
BGM演奏はキーボードがミッキー吉野、パーカッションの斉藤ノブとアコースティックギターの梶原順。このBGMがよく、結構流せる。
「Through the window」は小粋なフィンガースナップをバックに生ギターの演奏がイイ感じのリラックスさ。
「Falling in Blue」はラグタイム風の高速プレイで梶原の上手さが光る。
「Reminding Sorrows」。久石譲風の懐かしいピアノの旋律。ちょっとラピュタっぽいイメージか。
そしてSWING GIRLSたちの演奏としては、音楽祭の盛り上がったところで「メキシカン・フライヤー (MEXICAN FLYER)」からドラムソロを挟んで「シング・シング・シング (SING SING SING)」のメドレー。すごく上手いわけではないけれど、ノースタント(?)の気迫が伝わる、でも、愉しい演奏だ。音楽って楽しいもんだよっ!
【収録曲】
1. Take a train ride
2. A列車で行こう (演奏:SWING GIRLS)
3. Through the window
4. Falling in Blue
5. Platanus Garden
6. Keep on going, Girls !
7. Stay away from me
8. ♪ swing talk 1
9. 故郷の空 (by SWING GIRLS)
10. メイク・ハー・マイン (by SWING GIRLS)
11. イン・ザ・ムード (by SWING GIRLS)
12. That's what it is !
13. Reminding Sorrows
14. A列車で行こう Snowy Ver. (by SWING GIRLS)
15. ♪ swing talk 2
16. ムーンライト・セレナーデ (by SWING GIRLS)
17. メキシカン・フライヤー (by SWING GIRLS)
18. シング・シング・シング (by SWING GIRLS)
19. ♪ swing talk 3
20. What a wonderful worldこの素晴らしき世界 / Louis Armstrong
21. ♪ swing talk 4 <Bonus Track>
22. 失恋してもラヴィン・ユー / 工場のフォークデュオ <Bonus Track>
「メキシカン・フライヤー」~「シング・シング・シング」
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購入金額
2,625円
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購入日
2004年頃
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購入場所
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