といいながら早速。
市場では高評価でした。1982年度グラミー賞において7部門受賞！
TOTOはそれまでクロウト筋には高い評価を得ていましたが、一般的にはこのアルバムで知られた感じ。
とくにドラム小僧はあの丸めた肩ですばらしいシャッフルビートをたたくドラムスのJeff Porcaroのまねをして猫背で全然跳ねていないベタベタシャッフルをたたいて悦に入っていたものでした。
ただTOTOは自分史的には選定が難しく、1st、2nd、当盤でずいぶん悩みました。TOTOは1stで注目し、外タレや有名多忙アーティストが全国ツアーを回るときに網羅されるかどうか瀬戸際の（どちらかというと落ちることの多い）地方都市に住んでいましたが、たまたま回ってきたため初めての外タレコンサートとして参加！近くで聴く彼らのサウンドに圧倒されたのが2nd発表前。盛り上がりそのままに2ndの“Hydra”が発売。プログレ色、物語性を強めたアルバムで、タイトル曲「Hydra」からホラー映画のようにおどろしく始まり「St. George and the Dragon」の英雄鐸へと続く。暗い夜の雰囲気がある「99」～「Mama」～「White Sister」とバラード、ハードナンバーもすべてその雰囲気が継続され、夜の薫りが漂う蒼いジャケットがそのまま音になったような絵画的な作品で私の中では本作と本当に僅差。
本作はなんと言ってもバラエティーあふれるリズム。1曲目の「Rosanna」のハーフタイム・シャッフル」は何回も練習したが全然上手くならなかったし、最後の「Africa」は4ウェイインディペンデンス（ドラム用語で右手右足左手左足が独立して動くこと）が完全でないと、一人で再現することは不可能。「I Won't Hold You Back」の超ドラマティックな展開の王道ドラムは下手をすると演歌になってしまう。「Good for You」はタメの難しさ、「We Made It」は重い16ビートの表現、「Afraid of Love」のわざとらしくない変拍子．．
すごく、練習しました。
そして、自分の限界を感じた作品でもあります。
だから本作を登録。
で、「もちものライブラリ」としては、アナログ盤もありCDも複数持っていますが今回はSBM(Super Bit Mapping) で20bitリマスタリングされたこれを。最近SACDなど別の高音質盤も出ていますが、これは16bitデジタルの制約内で20bit相当の情報を詰め込むというSONYの独自技術。とりあえずヘッドホンで聴くと通常版よりノイズが少ないです。
通常版と本作
下が本作（ピクチャーレーベル）
金色のディスクにピクチャーレーベルも決まってます。
あと5ページにわたるメンバーの参加セッション年表付き。
青春の1枚です。
きんいろきんいろ
【収録曲】
1. Rosanna
2. Make Believe
3. I Won't Hold You Back
4. Good for You
5. It's a Feeling
6. Afraid of Love
7. Lovers in the Night
8. We Made It
9. Waiting for Your Love
10. Africa
TOTO HP
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購入金額
3,200円
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購入日
1996年頃
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購入場所
ワタイツさん
2011/10/10
本作盤カッコ好い～
ノイズが少ないのはやっぱり本作盤ですよねぇ
cybercatさん
2011/10/10
＞通常版もってます～
実はアナログも持ってたりして．．．．orz
ワタイツさん
2011/10/10
アナログまでとは・・・
cybercatさんは真のマニアさんとみうけました
cybercatさん
2011/10/10
TOTOに関してはそうかも、です。
アナログを複数枚持っているHydraやⅣ、CDもほぼ全クリですから(^^ゞ
ワタイツさん
2011/10/10
初期は退屈な感じがする曲と言う人も居ますけど
ピーター・セテラが居たＴＯＴＯが好きかもです
cybercatさん
2011/10/10
ただ、グループ全体では判りませんが、互いのメンバーは交流があったようです。
ワタイツさん
2011/10/10
ごちゃ混ぜでしたぁ
スティーヴ・ポーカロ。
再結成には入りましたが
cybercatさん
2011/10/10
彼は一時期抜けてましたからねぇ。
Ⅳまでの彼が深く関わった音作りは良かったですね！
ワタイツさん
2011/10/10
トイレなんて言われると失敬ですよね（笑）
cybercatさん
2011/10/10
たしかにデビュー当時バンド名の由来のあたりでありましたねぇ．．．(^^ゞ