レビューメディア「ジグソー」

ファミコン草創期のなかでは群を抜いた面白さ

1984年にハドソンから発売されたファミコン用のアクションパズルゲーム(移植作)。

 

プレイヤーは主人公ランナーを操作して、巡回するロボットを巧みに避けながら、ステージに散らばっている金塊を集めて脱出することが目的。ランナーはレンガの床に穴を掘ることができ、レンガに囲まれた金塊を取ったり、落とし穴を掘ってロボットを身動きできなくさせます。また、掘った穴は時間が経つと自然に埋まってしまいます。

 

金塊の回収ルートを試行錯誤することが魅力で、どのように進めていくかを夢中になって考えました。穴を掘っていく順番を間違えてまさに墓穴を掘ることになったり、偶々できた攻略が再現できなくて頭を抱えてしまったり……ファミコン草創期のなかでは群を抜いて面白かったゲームのひとつだと思います。また、ステージ選択機能やスピード調節機能を備えていたことも高く評価できます。

 

翌年には、続編の『チャンピオンシップ・ロードランナー』が登場しました。また、ディスクシステム用として、アイレムから『スーパーロードランナー』と『同Ⅱ』がリリースされています。興味を持たれた方は、ぜひ一度プレイしてみることをお勧めします。

 

 

■ シリーズ作品

 


 

※2013年11月29日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。

  • 購入金額

    4,500円

  • 購入日

    1984年07月31日

  • 購入場所

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • Schrödingers Katzeさん

    2013/11/29

     正直、オリジナルとは別物ですわな。

     ボンバーマンとくっつけられちゃってますが、本当はチョップリフターと、バンゲリングベイと、これで三部作…だったはず。

     大胆な画面構成の変更は、当初ダメって言われたらしいです。
     バグも仕様になるようになったのはこのあたりからでしょうかw

     仕様的には「バグ」なんですが、こういうもんですってことになってたようなw
  • 千里一歩さん

    2013/11/29

    Schrödingers Katzeさん

    >正直、オリジナルとは別物
    でも日本では、ファミコン版の思い出になっちゃうんですよね^^;

    >これで三部作…
    『バンゲリングベイ』と『チョップリフター』は世界観の共有を納得できるのですが、『ロードランナー』だけは毛色が違いすぎる印象を持っていますw

    >ボンバーマン
    ハドソンが後付けした設定で、ボンバーマンのデザインが『ロードランナー』のロボットを踏襲している理由ですね。版元には許可をもらっていなかったはずw

    >仕様的には「バグ」なんですが、こういうもんです
    その言葉は今でも変わらずに散見できますが…^^;

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