書斎には据付デスクが設けてあるのですが、木製のそれは鍵打音を異常に増幅し、鍵打音だけではなく光学ドライブのスピンアップ音まで増幅してくれます。
そのため、夜な夜な執筆活動(?)をしていると苦情が来ることが多々にあります。
せめて鍵打音だけでもと思いキーボードを探してはいたのですが、感触がよく、音が小さい物を絞り込んでしまうと、やはり価格面がついてきません。
と、なにげなく初売りの広告を見ていたら、1月の特売品として本品が掲載されていました。
通りがかりの用事があったため、実際に店頭で確かめて、得意のお試し価格を掲げて購入してしまいました。
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やはりキーボードといえば感触が重要。
鍵打感は、フカッ(スカッ)といった感触ですが、全体的にしっかりした重い印象があります。
キーがカクッと沈み込むのに必要な力が小さく、沈み込む間も多少抵抗があり、沈みきったところにクッションを感じるといったところです。
このところ固めを敬遠している私ですが、この程度の重さであれば許容範囲であり、引っ掛かりがないため使用に耐えそうな気がします。
キー配置はオーソドックスな109キーですが、本来PrintScreen/Scroll Lock/Pauseがある部分に電源関連のホットキーが配置され、すべて一段ずつしたにずれています。
つまり、Delete/Insert等のブロックが9キーで構成されています。
それ以外は特に変わったキーはなく、私としては削除されがちな右Windowsキーがあるところは好印象です。
スタンドが弱そうなところやLEDが角埋め込みになっているところなど、全体的にチープな印象は拭えませんが、価格が価格だけに致し方ないところでしょう。
肝心の音ですが、前述の感触の通り、引っかかりのなさ・重さ・クッションがが上手く効いて、現在使用しているキーボードに比べると、期待通り音は軽減されそうです。
しばらく使ってみて、苦情が来ないか要観察です。
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「弘法筆を択ばず」と言いますが、やはり長時間使用するキーボードですので、使い勝手の悪いキーボードでは効率が落ちます。
そのため、入力装置にはこだわりは持ちたいところです。
ただ、私としては「安かろう悪かろう」が常だとは思いませんので、はたしてこのキーボードが吉かどうか楽しみなところです。
[2012.11.14更新]
約10ヶ月使用しましたが、キー配置にはなれたものの、キートップがご覧のありさまです。
最近の安いキーボードは、キートップにプリントする傾向にあるような気がします。
本品に限らず、ショップブランドPC付属のキーボードなどのは、1ヶ月経たないうちに薄れ始めています。
そのキーボードも[N]キーが薄れているため、私は[N]キーを押下する頻度が高いようです。
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購入金額
800円
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購入日
2012年01月05日
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購入場所
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