会社から帰って独身で時間もあったのでパソコンで遊ぼうと思ったとき、現在のようなオンラインゲームはもちろん、インターネットでの巡回や書き込みの文化や環境はまだ育っていなくて、閉じた1台のPCでのゲームが主体の時代。
基本淡々と地道に何かを解き明かす、掘り当てる、成長させる...そしていつでもやめられる(中断できる)ものが好きなため、シミュレーションゲームを物色。
これは当時前バージョン(三国志Ⅱ)から大幅なバージョンアップがあって人気が高かった品。
それまでは国同士の戦いだったのが、領土単位が「都市」になって自由度が増した(現実に近づいた)。すべての領主が選べるようになったので、枯れた土地、財力無し、部下なし、高齢の弱小君主でのスタートも可能で、ドMな方も大満足(?)。軍師や将軍の任命もでき、これらは自動統治ではなく手動でコントロールできるので、カリカリに詰めた偏った統治(外敵無視で(運任せで)開墾ばっかりしてガッツリ稼いだりや年貢をぎゅうぎゅうに搾り取って他に移る苛烈政治など)も可能で、制覇時間短縮なども競える、という風に完成度が高いシステムとの評判。
でもあまたあるシミュレーションゲームの中でこれを選んだのは最終的には音楽。例によってこのパッケージは「withサウンドウェア」。サントラCD付き。
音楽担当はフュージョンバンドの雄、カシオペアのキーボード、向谷実!
もともと向谷氏はゲームフリークらしく、このゲーム音楽担当を快諾したみたい。
カシオペアのCOOLなコード展開と乾いたインテリな音色とはまた違った向谷ワールドだったけれど、質の高いBGMでこの後しばらく光栄漬けになるきっかけとなった作品です。
サントラCDは今でも聴きますよ。
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購入金額
17,000円
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購入日
1992年頃
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購入場所
ryo157さん
2011/02/22
私は群雄割拠のシナリオばかりやっていました♪
cybercatさん
2011/02/22
多かったですね。
三国志、信長、水滸伝.....
なつかしー