PCI-E x1スロット直後にヒートシンクが位置しているため、使えるカードの長さにかなりの制限があるのです。
USB3.0用のカードはどれも短いのですが、入るかどうかは実際に買ってみてテストするしかないということで、極限まで短いカードを探していたところ見つけたのが、このASRock USB3.0 cardです。
コントローラーチップは定番NECのμPD720200です。
このカードの良いところは、なんといってもカードの長さがPCI-E x1スロットまでの長さしか無いという点でしょう。
カードの全長が短い分、電源供給用の電源コネクタがありませんが、そこまでバスパワーを必要とする機器を使う予定はありませんので、無くても問題なしです。
むしろ、USB3.0カードまで電源ケーブルを引っ張ってくる方が見た目的に美しくありません。
購入してから気づいたのが、The ASRock USB 3.0 card works only with ASRock motherbords.の表記。
裏に小さく書いてあるだけなので、気づかねーよ!と文句を言ってもいいと思います、これは。
とはいえ、普通にμPD720200が載っているだけのカードのはずですから、たぶん動くでしょう。
ということで早速GigabyteのGA-P55-UD5に装着して使っていますが、まったく問題なく動作しています。
サポートしてるマザーボード一覧はWebサイトにあるぜーという記述があるのですが、製品ページにはそんなものは存在しないっぽいので、たぶん世の中のたいていのマザーボードで動くと思います。
安くてお買い得な一品かと思います。
レビュー用に撮影した写真を見ると、なにやらジャンパピンが…
早速マニュアルを確認してみると、USB Wakeupのenable/disable設定とのこと。
USB WakeupをEnableにするには+5VSBが有効になっていないとNG(機器に電源が来ていないと動かない)ですから、たぶんこれは+5VSBを設定するためのジャンパに違いない!ということで、早速Disableの2-3設定にしてみました。
するとどうでしょう(某番組風に)、見事にUSB連動タップが動作するようになったではありませんか!
周辺機器の電源をPC本体と連動させるため、AudioTechnicaのUSB電源連動タップを使用しているのですが、今時のマザーボードでは+5VSBが有効になっているため、電源連動タップも常時電源ON!でまったくエコではありません。
そのために、わざわざ+5VSBのないμ720101搭載のUSB2.0増設カードを使って連動するようにしていたのですが、USB3.0インターフェースカードを増設して、さらにUSB2.0インターフェースカードも増設したくないのであります。そんなにUSB使わないし。
ASRock USB3.0 cardも+5VSB出力に対応しているため、電源OFF時に連動コネクタを差し込んだところ電源ON!になってしまったため連動をあきらめていたのですが、これで無駄な増設カードを1枚省くことができました。
ますます便利に感じる今日この頃です。
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購入金額
2,200円
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購入日
2011年02月11日
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購入場所
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