次男が鼻中隔湾曲を矯正する外科手術を受けました。
術後の鼻腔内を清潔に保つためには、鼻うがいの慣行が推奨されますが、器具を利用すると
比較的楽に習慣づけることが可能です。
私自身用に、既に姉妹品を所有しておりますが、新たに買い増しました。
同じ会社の製品ですので、比較しつつご紹介します。
高ければ良いというものではない これでも高いと思うけど、、
東京鼻科学研究所が製造販売元 シリーズを通じてハナクリーンという商標が使われます。
上の商品はハイエンドモデル ハナクリーンEX 5000〜8500円が実売価格です。
サーレと呼ばれる、鼻洗浄時に不快感を抑える目的で利用する薬剤が付属しますが、樹脂製のタンクとポンプ、パイプにノズル というカンタンな仕組みの製品にしては高価だと感じてました。
普及品であるハナクリーンS(当該製品)にしても、3000〜5000円という価格付け。
構造は小さなケチャップ容器にストローが収まっているだけに見えました。
消去法で、ハイエンドモデルのEXを買ったのは2015年の10月でした。
購入後暫くの間は毎日愛用していましたが、1年が経つ頃にポンプ内のピストンシールに不具合が出てきたか、内蔵バネが弱ったのか、ポンプ動作にスムースさが薄れています。
この状態で2人が共用することは躊躇われるので、新調することにしました。
次男がクリニックで推奨されたのはエントリーモデルSタイプでしたので、それを選択。
結論から云うと、このエントリーモデルで充分です。 これをオススメします。
理由は
狭い洗面所では、こっちの方が 使いやすかった
青いボトルは(硬めのケチャップボトルくらい)の柔軟性があります。
白いノズルの下部には金属製の重りが備わり、洗浄液を最後まで使えるように工夫されています。
リブが刻まれたキャップ部分から伸びるノズルですが、携帯時には亀の首のように内部に収納されます。 伸ばすと内蔵されたゴムパッキンが洗浄液の漏れを防ぎます。
ボトル側面に透明窓があり、目印に従って冷水を投入したあと、熱湯を足すことによって
38〜44度の洗浄液をカンタンに製作できます。 ボトル下部に備わる液晶を利用した温度計で確認することができます。
推奨温度は体温より高めの40度らしいです。
必ずしも買い足す必要があるとも思えませんが、サーレという薬剤を溶かすことによって生理食塩水濃度に仕上がりますし、爽やかな香りが鼻洗浄の不快感を低減します。
慣れれば食塩で代用できますね。
紫のキャリングポーチ、透明キャップは標準装備品です
ボトルをギュッと握ることで このような水流が出ます。
ハナクリーンEXでは、水流の出方をストレート・拡散の2種類から選択できましたが、Sタイプのノズルは固定式です。
もしも広い洗面所でご使用なら、EXタイプでも問題ないのでしょうが、一定の高さと広さのあるテーブルの上に置いて、それなりの力でポンプ作業を行う必要がありますので、置き場所の確保も含めてハンディなSタイプの方を、広くおすすめできます。
この製品で鼻腔内を洗浄したから、花粉症が治るとか、他の鼻腔内の病気が治るわけではありませんが、慣れるとかなり気持ちの良いものです。
インドの方には、ヨガの一環として鼻うがいを習慣にされる方がおられると聞きました。
我が家の場合は、、、
鼻中隔湾曲症
人の頭蓋骨の中で、幼児期から成人するまでのあいだに一番早く成長するのが鼻腔内にある左右を隔てる鼻中隔と呼ばれる部分なのだそうです。
頭蓋骨全体より、その鼻中隔の成長が早い場合は、行き場を失ったそれが鼻筋の中で左右どちらかに膨らむのです。
これは外観からは全く分かりません。
膨らんだ方の鼻腔は、当然のように空気の通りが悪くなります。
脳や肺の機能を保つためには、この部分における通気性の悪さを改善することが推奨されます。
半世紀前なら上唇の内側から大きく切開して行う大手術ですが、既に内視鏡手術法が確立しており
日帰りの施術も珍しくありません。
内視鏡手術とはいえ、一部を切開しつつ骨を砕いて取り除くのです。
粘膜部で内視鏡レベルで行う施術なので、縫合はなく、給水スポンジやガーゼによる圧迫止血を行い、経過観察をしながら、そのガーゼなどを取り出すのだそう。
驚くほどたくさんのスポンジやガーゼが出てくるそうです。
取り除かれた骨は、軟骨なので、半透明でした。
術後2週間以上経過しておりますが、通院は週に1度のペースです。
日常的に鼻腔内をハナクリーンで清潔に保つことが早い治癒を促します。
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購入金額
2,878円
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購入日
2017年03月27日
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購入場所
楽天24
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