CrystalDiskMark 3.0にて計測したベンチマークの画像を添付しておきます。詳しくはそちらを参照願います。
このHDDを使う前に使用していたHDDがSCSI U160のAdaptec SCSI Card 29160LPにCOMPAQ BD01864552(OEM:Hewlett Packard)を繋いで使っておりましたが、何分このSCSIカードがRAID非対応だったものであまりS-ATAのHDDと差が無かったんですよね。(当時RAID対応SCSIカードは5万円~)
COMPAQ BD01864552は、10,000rpmのHDDでシークタイム5.4ms、4MBのキャッシュ。対するWD5000AAKSは、7,200rpmでシークタイム4.2ms、16MBのキャッシュ。カタログスペック上では明らかにWD5000AAKSの方が上。と言うことで乗り換えです。
で、肝心の体感速度ですが……ベンチマークを取っても正直あまり変わらないなーと。初めはそう思っていましたが、キャッシュの倍増とシークタイムのほんの少しの短縮のせいか、ブラウズや大きな容量のファイルを読み書きした際に明らかに早くなってる印象(プラシーボ効果も若干にあり)。時代の進みの早さをここで実感した覚えがあります。
さて、かなり横道にそれてしまいましたが、WD5000AAKS-00YGA0は、初期型ながらも大変頑張ってくれております。確かに現行モデルの1枚プラッタには勝てませんが、データが入っていてこの速度が出るなら十分でしょう。数値的には誤差の範囲内。シーケンシャルは手も足も出ませんけどね!
正直に言うとシーク音など喧しいです。WD15EADSと一緒に使用しておりますが、そちらは静か。まあ、データ用として使っておりますのでディスクアクセス自体の頻度が低いのもあるのでしょうが。それにしてもカリカリ音が響きます。現行のAAKSだとどうなんだろうか。
システムディスクとしてずっと使い続けてもう2年以上経過してますし、耐久性は高いと思います。突如ブレーカーが落ちても、OCでHDDアクセス中にブルーバックになっても、めげずに何度でも立ち上がってくれます。
これで文句を言ったら罰が当たりそうです。
結構発熱します。Idleで39℃、書き込み負荷を掛けると42℃くらいまで上がります。
HDDの場所のフローを考えた上で設置した方が良いです。
文句はありません。良質な製品をお安く提供して頂いてありがとうございます。とこちらが言いたくなります。
今回は、250GB*2プラッタの製品でしたが、1プラッタになったことで発熱、消費電力も抑えられてるでしょうし、何よりRead/Writeも向上していると思います。
システムドライブに容量の使用頻度の高い大きいアプリケーションを入れたりするとか、システムの反応低下に繋がります。
システムドライブで重要なのは、Random accessだと思いますのでHDDだとどれもどんぐりの背比べ。HDDにOSを入れて使用するには最適ではないでしょうか。(SSDを考慮しない場合)
極端な話をしてしまえば、OS起動/終了時や起動が遅いアプリケーションなどは、連続したランダムアクセスが原因で速度低下に繋がっているだけなので、HDDの構造的に劇的に性能向上というのは見込めませんので。もちろん例外もありますけどね。
2プラッタでも良い物です。1プラッタだと推して知るべしって所でしょうか。気軽にお勧め出来る良い製品です。
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購入日
不明
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