1986年にジャレコから発売されたファミコン用のアクションゲーム。
本作は、『じゃじゃ丸くん』シリーズの第2作です。前作『忍者じゃじゃ丸くん』で助け出したさくら姫は偽者だった! という訳で、本物のさくら姫を救い出すため、じゃじゃ丸くんはなまず太夫が率いる妖怪軍団に挑みます。
ゲームは全20ステージで構成されており、各ステージは2種類に分けられます。1つ目は奇数ステージで、右奥にある出口に辿り着ければクリア。行く手を邪魔する妖怪たちを全滅させる必要はありませんが、倒せば魂が出現し、それを獲得すれば得点が稼げます。また、色の違うブロックを壊すと、さまざまな隠しアイテムが見つかります。
2つ目は偶数ステージで、妖怪軍団の四天王との対決。第10ステージと第20ステージでは、宿敵なまず太夫が相手となり、じゃじゃ丸くんは忍法「ガマパックン」で応戦することになります。この偶数ステージでは、敵を倒せなくても、次のステージへと進むことができます(いわゆるボーナスステージ的な扱い)。
前作は、『忍者くん 魔城の冒険』のスピンオフ作品という位置付けが明確で、同作へのリスペクトが感じられました。しかし本作は、敵の全滅がステージのクリア条件ではないため、「いかにして敵を倒すか?」という楽しみを奪う結果になっており(例えば、体当たりで敵を気絶させるテクニックの重要性が失われています)、『忍者くん』ファンとしてはちょっと不満が残るかも知れません。
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購入金額
4,900円
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購入日
1986年08月22日
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購入場所
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