例の電源と同じ店で発見したもの。
私はPCショップに行くと、いつか何かで使うだろう!とジャンク価格(~500円)のφ12cm以上のケースファンを物色する癖があるのだが、その枠で見つけてきた。
例によって200円という特価価格。
ぱっと見タダの200円な12cmファンなのだが、なぜだか規格に違和感を覚える。
…12V,0.56A?
私の記憶だと、1000rpm程度の12cmファンで0.1A位だった様な気がするので、消費電流が素晴らしい事になる。
これは…とちょっと調べてみると、どうやら4250rpmという私には前人未踏な回転数のファンの様。即座に保護決定。動くかわかんないのに。
家に帰って動かしてみると、とりあえずまわる。
でもコンシューマ向けとは言い難い音がおかしい。(日本語もおかしい。)
少々アノテーションが見づらいので、他ウィンドウ視聴推奨です。
エンタープライズ向け製品でこの手の轟音というのは多少聞いたことはあったが、改めて良く触れるこの手のファンでこの回転数は驚きを超えて面白い。
ちょっとのおもり程度では、電源を入れるとファンがすっ飛んで行ってしまう。
5V駆動が不可能故か、ファン用3pinでなくペリフェラル端子が付いている点は駆動しやすく便利。
回転数取得の為か、信号線のみの3pin端子がモーターから生えている。
さて1000Wプラチナ電源が500円同様、本来2400円程する4250rpmなファン しかもちゃんと動く物が何故にジャンクなのか?
このファンの場合はすぐに答えが出た。
1枚のブレード先端が欠けているのだ。
確かにこれではジャンクとしては成り立っても新品製品としては成り立たないだろう。
多少ノイズやファンへの抵抗が増えるかもしれないが、あまり気にするレベルではない。
ファンを強固に結ぶかの様に追加された円柱、肉厚なブレード、全体が構造体と言わんばかりのフレーム、そしてGentleTyphoonおなじみの巨大なモーター部。
当初は「これだけの回転数あれば強制冷却用にばっちしだね!」と思ってパーツ冷却に生かせるのをとても楽しみにしていたのだが、さすがに4250rpmは五月蠅すぎた。
押し入れに押し込むのなら使っても良いかもしれないが、少なくとも人がいる部屋のPCに使うべきパーツではない。
ましてや5Vや7Vと電圧を落として使えないとなれば尚更だ。
タイトルの所以はここにある。
…とはいいつつ、来年度から一人暮らしを始めるにあたって自宅に録画サーバーを駆動させて置くつもりなのだが、物置な部屋に置けば録画サーバーにこのファン使えるかもなんて思ってしまっている。
流石に迷惑を振りまいている状態では放置出来ないので、設置するのは実装後の家族の反応を見てからなのだが、この類い希なる回転数は何処かで生かせないかととても楽しみにしている。
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購入金額
200円
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購入日
2012年07月頃
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購入場所
秋葉原
harmankardonさん
2012/08/03
同じような感覚です.
これ,3ピンのコネクタが付いているので,電源も3ピンに変更して,ファンコン制御で使ったらどうでしょうか?
miraさん
2012/08/04
そうですねー配線変えて、それもありかもですね。
3000位に絞れば、まだ使えるレベルの騒音になるかも?