バッテリの持ちと容量では不満がありそうだし、ホイールではなくタッチスクリーンでは見ないで操作するのは事実上困難なのも困りもの、と思ったのですが、いざ使ってみるとどれもたいした問題じゃない。クリップでパッと止めればそのまま持っていける手軽さには勝てねぇッス。16GBという容量はよく聞く曲に絞り、動画を一切諦めれば(どうせ音声しか聞けないんだし)必要十分ではないかと。
実際大容量のiPod Classicを使っていた時も最初の頃こそとりあえず全部入れては見たものの、聴きたい曲やアルバムを探すのが面倒になってしまいます。そのうちお気に入り曲を適当に突っ込んだプレイリストを幾つか作り、適宜プレイリストを切り替えて聴くようにしていたので、プレイリストで聞くヘビーローテーションな曲というと8GBもあるかどうか。となると16GBもあればなんとかなるだろうと判断しました。
それじゃあiPod shuffleでもいいじゃんって話もあるが、機能がシンプルすぎます。コンパクトでも表示画面は欲しいし、歩数計もできれば欲しいし、容量も多いほうがいいし、ということでnanoが一番手頃でした。
結局容量的には全部を入れると16GBでは足りなかったので、よく聞く曲とプレイリストだけ同期するよう設定して利用することにしました。
操作方法はiPhoneを使っていることもあってお馴染みの指先タッチやフリックによる操作です。便利なのはどんな深い階層に入り込んでも画面を長押しすると一気にトップメニューに戻るところ。iPhoneやtouchのホームボタンみたいなものです。画面を見ないで操作するのは難しい(そのうち覚えるかも)けど、そもそも一度再生を始めると画面の操作をすることはそう無いのでいいです。
ボリュームと画面ロックは専用のハードウェアボタンが用意されているので手探りでも操作可。ボリュームが大きすぎてびっくりしても慌てずにボリュームボタンを操作すればいいです。
画面がとてもきれい。アートワークを登録してあると再生時にアートワークが表示されるのですが、nanoの画面サイズと相まってこじんまりとまとまったアイコンっぽく見えます。これがまたきれいというかかわいいというか。自然とアートワーク未登録の曲にアートワークを登録してくなるはず。
音質はいいか悪いか評価できませんが、素直に聞けるかなという印象。昔のiPodよりは落ちるが少し前のnanoより良くなっているという噂もありますが、比較できないのでなんとも言えません。音質はヘッドフォン(イヤフォン)も関係しますし。
ちなみに標準添付のイヤフォンは自分の耳に合わずブカブカで取れやすいので即使うのをやめて、他社の2千円程度の安くてそこそこ良いカナル式イヤフォンに換えています。
管理ソフトは使い慣れたiTunesがそのまま使えるので○。他社になかなか乗り換えられない理由の一つがこれです。
まぁ、上であんなこと言っていてもnanoの16GBが上限というのも厳しいかなと思っているのも事実。いずれは32GB以上の容量のモデルがあると安心できます。SONYとか他社は32GBどころか64GBもありますが、iPod系ではでかいtouchになっちゃうんですよね。nanoのサイズがいいのに。
容量がどうしても足りなくなってきたらWalkmanに移行するしかないですかね…。
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購入金額
16,800円
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購入日
2010年09月頃
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購入場所
ビックカメラ 川崎店
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