80PlusGOLD認定のサイズ 超力2プライグイン 650Wです。特価で販売されていたので掴んでみました。

＜検証に使用したPCパーツ一覧＞
・CPU：Intel Corei7-2700K
・CPUクーラー：Thermalright TRue Black 120 PLUS （Frio付属のファンx2）
・マザー：GIGABYTE GA-Z77X-UD5H

・GPU：GIGABYTE GV-R777OC-1GD

・HDD：Intel SSD 510 120GB
・メモリ：PATRIOT DDR3-1600 4GB （2GBｘ2枚）
・ODD： LITEON IHAS120-27
・PCケース：Antec Nine Hundred Two
・OS：Windows 7 Home Premium 64bit

・比較用電源：SCHWARZBERG RPSB-600P (600W) 

●サイズ 80PLUSゴールド電源 超力2プライグイン 650W SPCR2-650P
80PLUSゴールド認定の低出力タイプの中では1万円以下とかなり安い価格で販売されているのが魅力です。（同製品のラインナップの750W/850W/1000Wは80PLUSシルバー認定です。

+12Vは2ラインで1ライン目は50A、2ライン目は35A。2ライン合計648W（54A）。
650Wとしては標準的でしょうか。

説明書には+12Vラインがどのように配分されているのか記載はありませんでした。


●SLI＆CF-Xへの対応について
PCI-E補助電源コネクタは6+2pinｘ2です。
出力的な問題もあるのでハイエンドモデルのSLI構成には対応していません。

●変換効率比較

サイズ ATX電源 REEVEN シュワルツバーグプラグイン 80PLUS BRONZE 600W RPSB-600Pと変換効率を比較してみました。

＜消費電力 ： ST-650Z-AF / RPSB-600P＞

・アイドル時（負荷率：低） ： 66W / 65W

・Prime95（負荷率：高） ： 159W / 161W

・FF11ベンチ3HI（負荷率：中） ： 128W / 127W

・FFベンチLow（負荷率：高） ： 175W / 184W

・排気温度 ： 29.5℃ / 30.5℃

RPSB-600Pとの比較ではアイドル時は1Wほど負けていますが、その他は全てGold認定らしく変換効率は上回っています。負荷率の一番高いFF14ベンチLowでは9Wの差をつけているのは流石おゴールド様といったところでしょうか。

●感想
手持ちの80Plusブロンズ電源と簡単に比較してみたのですが・・・180W未満の消費電力はわずかに増えてました。変換効率についてはともかく格安で入手できたので満足しています。

来週はIvy登場で大幅なPC構成変更予定が待っているので、その時に外部GPUなどを加えて負荷率を上げた構成で消費電力を再計測してみる予定です。

●追加検証での感想

前回から環境を変更して負荷率を高めてみたところ、高付加時に変換効率が高いことが判明しました。流石Gold認定です。エナーマックスなどの一流ブランド品に比べるといまひとつのような気もしますが低価格なのは魅力かと思います。

＜2012/07/08＞

・”変換効率比較”を追記しました。