どの辺りが世界初かというとOpteonを最大8基搭載(8-way)可能という点ですね。
M/BはIwill社からのOEMのようですが、
プロセッサカード(後述)、メインボード(普通のPCでいうM/B部分)、
I/Oボード(プロセッサカードとメインボードを接続する為の超大型ライザーボード)
の3種、計6枚(8-way時)で構成されています。変わってますね。
メインボードにはCPUソケットとDIMMスロットがありません。
単品だと、ただの板です。
これらはプロセッサカードに集約されていて
1つのプロセッサカードにCPUを2基、DDR PC2700のDIMMを8枚装着可能です。
このプロセッサカードのシステムはHP社等でも採用してますが、
殆どの場合、1つのプロセッサカードにCPUは1基みたいです。
また、I/Oボードにはプロセッサカードを最大4枚装着可能ですので
搭載可能なDIMMの枚数は32枚、
カタログ上では2GBのDIMMを用いて最大64GBまで搭載可能です。
筐体はオリジナルの6Uラックマウントケースになっています。
上部は4Uのラックマウントケースで
前半分はプロセッサカードとI/Oボード
及び下部との間にスリムドライブ用スロットが3つ並んでいます。
このスリムドライブ用スロットには2.5インチHDDを入れられるようにマウンタが付属しています。
後半分はメインボードと主電源(600W)を搭載しています。
拡張スロットはAGPpro x 1、64ビットPCI-X 133MHz x 4
U320 SCSIとGigabit Ethernetが各2、
他は普通のサーバと同じですが、パラレルポートとVGAは省略されています。
下部は2Uの変則的な作りになっており、
前半分はU320 SCSI HDDホットスワップベイが縦2段、横4列の計8つあり、
バックブレーンボードも標準装備されています。
後半分はプロセッサカードに直接電源を供給する為の
補助電源(500W)4基でカッチリ埋まっており、
これら全てが冗長化されているため
後ろから見ると電源が計10基見えます。
また、出力は8way時で最大2600Wになる計算です。
前置きが長くなりましたが、
これを保守パーツ単位で収集して組み上げようというのが当面の目標です。
…いやぁ、幾らかかるんでしょうねぇ( ゚Д゚)y─┛~~
※以前自分のブログに書いた文章です。勝手に転載じゃないですよ~。
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購入金額
5,000円
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購入日
2008年頃
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購入場所
ヤフオク
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