TシリーズやXシリーズがある中でなぜ、Lを選んだかと言うと、自分が使っているRシリーズは既に販売終了していて、Lシリーズが実質の後継となっています。そこで、Lシリーズとはどのような物なのか、というのがありました。また、同じ廉価モデルでも5年の差というのはどれくらいあるのか、というのもありました。
実際に使ってみての第一印象は、普通に悪くないと言う物でした。いい意味で予想を裏切られた感じです。キーボードの剛性はちゃんとしていて、キータッチは軽めではあるものの、クリック感はハッキリしていて、R52でやたらカシャカシャいう音も若干マシになっています。キー配列以外は全く劣化していないと言えると思います。
また、大きくなったクリックボタンも進化していると言えると思います。R52ではクリックボタンが結構重めである上、構造上も指の一箇所に負荷がかかるので長い時間使っていると指が痛くなってきます。対してL412では結構軽めになって、形状も変わっているので指への負荷は減っています。
またボタンが大きくなった事と、キーボードとクリックボタンの間のクリアランスがなくなった事で、両手をキーボードに置いた状態で、左親指で左クリック、右親指でスクロールと右クリックという割り当てが従来よりもやりやすくなっています。
マシンパワーについては正直どうでもいいと思っていたのですが、Windows7は全くストレスなく動作し、割と重めなソフトも結構動いたりします。さすが、2.93GHzまで出るだけはあります。パワーについては自分にとってはありすぎるぐらいだと思いました。また、冷却についても、ちゃんと冷えていて、負荷をかけても全くうるさくありません。
このように、LシリーズはThinkPadのエントリー機種として問題ない出来です。出来れば7段キーボードにして欲しい所ですが。
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購入金額
0円
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購入日
2010年06月26日
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購入場所
アジャイル・メディア・ネットワーク
かげちゃんさん
2010/12/04
配列については残念ですけどね...
名湯さん
2010/12/04