Model3 Step2基盤からの移植作にしてWindows CE採用第一弾
1998年にModel2 Step2基盤作品として稼働した「SEGA Rally 2」を翌年当時発売したばかりだったセガ最後のゲームハード「ドリームキャスト」に移植した作品です。元々アーケードが稼働した98年のE3でWindows版が先に発表になっており、ドリームキャスト版もWindows CE(2.11ベース)上で動作する形になっています。ちなみにそのWindows版はドリームキャスト版の半年後にアーケード同様60fps固定モードと伝説の迷車ケローラをひっさげて発売されました。こちらはスバル・インプレッサWRCが当時最新の99年仕様になり、三菱・ランサーエボリューションVがランサーエボリューションVIにさし替わっており、ライセンス契約が切れたフォードのエスコートが削除されています。その代わり追加されたのがパッチでなかったことにされてしまった色物カエル(ry
非常に熱かったネット対戦
ドリームキャスト版はさすがに30fpsと60fps混在モード(ただし裏ワザで一部オブジェクトをカットして60fpsに固定するコマンドがある)にはなっているものの、グラフィック自体はオリジナルのModel3版よりもきれいにきれいになった印象で、さらにオリジナルのコースもいくつか追加。それらのコースを10年転戦するという設定の「10Year Championship」モードが追加され、それらをクリアしていくことでドリームキャスト版で追加された往年の名車(プジョー 205 Turbo16にランチア・037ラリーなど。さすがにグループBを終わらせるきっかけになってしまったデルタS4はいませんでしたが…)に乗れるようになっていきました。
さらにドリームキャスト版は内蔵33.6kbpsを利用してインターネット対戦もサポート。(いうまでもなく現在ではサービス終了済み)回線自体はKDDIのサービスを利用していた記憶があります。むろん当時はブロードバンド普及直前でダイアルアップ接続の時代。そんな時代でしたがネット対戦はラグもそんなになく非常に盛り上がりました。
チャットも制限上ひらがなカタカナしか使えなかったんですが盛り上がりましたね。いい時代でした。
ドリームキャストを持っているなら買って損はないと思います。
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購入金額
100円
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購入日
不明
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購入場所
Schrödingers Katzeさん
2014/03/24
性能差を考えれば、ドリームキャスト版もよくできていたと思います。
Windows版は、土煙にスプライトが選べて、見た目がだいぶ「それっぽく」なるのと解像度が高いのがいい点ですかね。
CD-ROM二枚組みでしたな。
ただ、パフォーマンスの割りにカクついていた気がするので、マシンスペックが高ければスムースに動くかというと、ちょっと違うようです。
あと、言語判定の都合で、Windows2000以降は、英語版になってたような。
クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん
2014/03/24
そういえば曲も減っちゃってましたね…<PC版SR2
UIが英語になってるのは「アレ?」って感じだったんですがこれWin2K以降の仕様だったんですね。
今のOSでも何気に動いてくれるのでプレイしてますが800x600だとうまくプレイできないんですよね…
Schrödingers Katzeさん
2014/03/25
データ自体は、安く出てたのも含めて、日本語のナレーションとかはデータとしては入っていました。
動くからいいかwってパッチも無かったですし、本来のターゲットは、9xのげーむでしたしね。
ちょっとタイミング調整に問題があるのか、ある程度以上のパフォーマンスなハードウェアでも、同じようにフレーム落ちてる感じがするのですよね…。
ドリームキャストの、60fpsモードって、ゲームとしてはかなり快適になるので、「足りなかったのは後一押しのパワー」だったのかなぁっておもいます。
地味にはなってるんですが、操作の違和感は消えるので、遊ぶのにはあのモード隠しじゃなくて、普通にオプションに入れとけばよかったんじゃないかと思います。