レビューメディア「ジグソー」

ASUS GTX580 Palit GTX580とSLIで検証

HD6970を待ちきれず、逝ってみました。

まずは、ASUSの「ENGTX580/2DI/1536MD5」の検証です。

パッケージー内容は、palitのものと変わりはなく、ボードのデザインもリファレンスなので変わりありません。

ASUSのENGTX580/2DI/1536MD5はちょっとだけオーバークロック仕様のカードです。

ASUS GTX580.gif
ASUS GTX580.gif



それからPalit GTX580とは、設定できる電圧が違っていました。

Palit GTX580 MAX:1.138V
ASUS GTX580 MAX:1.213V

ということでオーバークロック耐性に期待できるか、と思ったらオーバークロック耐性はPalitの方が全然上でした。ただ、これはPalitの方が上というよりも同じリファレンスデザインのボードなのでたまたまPalitの方が上だったと見ていいでしょうね。


ASUSのオーバークロック限界
Core:900MHz
MEM:2200MHz

Palitのオーバークロック限界
Core:980MHz
MEM:2400MHz

結構オーバークロック耐性に差があるので、GTX580でオーバークロック耐性のよい個体を狙う場合は、完全におみくじということになるかと思います。

今回は、Palit GTX580 とASUS GTX580のSLIをテストしてみたいと思います。

■FF14 Bench
ファイルリネーム

LOW:9110
FF14_4.6GHz_LOW9110.jpg
FF14_4.6GHz_LOW9110.jpg



HIGH:6370
FF14_4.6GHz_HIGH6370.jpg
FF14_4.6GHz_HIGH6370.jpg


シングル時のスコアがオーバークロックしてはいますが、

LOW:8710
HIGH:7065

と前回の検証で出ているので、実はSLIの恩恵が全然効いていない感じです。
ドライバの問題の可能性もありますが、こちらはまだ検証が必要だと思います。

■モンハンベンチ絆
・シングル時
SCORE:14475

・SLI時
SCORE:28046
RE5DX10 2010-12-02 22-32-47-149.jpg
RE5DX10 2010-12-02 22-32-47-149.jpg



SLIが効いてシングル時の約2倍のスコアアップができました。


■3DMARK VANTAGE
・シングル時
SCORE:P31095

・SLI時
SCORE:P46639
3DMV_4.0GHz_SLI_P46639.jpg
3DMV_4.0GHz_SLI_P46639.jpg



・SLIオーバークロック
782MHz → 850MHz

SCORE:P48140
3DMV_4.0GHz_SLI_P48140_VGA850MHz.jpg
3DMV_4.0GHz_SLI_P48140_VGA850MHz.jpg



となり、SLIの効果が得られるベンチマークでは順当なスコアアップを見せてくれました。

ちなみに各ベンチマーク中の消費電力ですが
アイドル時で250Wくらい、ベンチマーク中は概ね平均750Wくらいでした。
シングル時のピークで510Wほどの消費電力だったので1枚増えると240W程度消費電力が上がる計算になりますね。

電力のブレは大きく最大ピークでは800Wがチラっと見えたので、1000W級電源で3枚SLIは無理だと言えます。トリプルSLI逝く方は1200W電源をお勧めします^^;
  • 購入金額

    50,000円

  • 購入日

    2010年12月01日

  • 購入場所

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