実はK-5もあります。

　K-7の良さはそのままに，高感度耐性，AF，AE，AWB精度を相当向上したカメラです。

　K-7はじゃじゃ馬な面が有りましたが，こちらは素直で，ある程度想像通りの絵を吐き出してくれます。PENTAXは，ボディ内手振れ補正を備えますので，古いレンズでも現役で使え，レンズ自身も軽くて安いです。特に単焦点はおすすめ。

　操作性の良さ，電池の持ち，防塵防滴等，撮影以外の所で気を使う事が無いし，システム全体的に安く済みますので，これからアウトドアで，バシバシ写真を撮るぞって方にはおすすめです。

　K-5はもちろん新品は手に入りませんが，中古なら価格性能比は高いです。地味ーにファームアップを繰り返し，安定性は向上しています。

　以外と便利なのが，撮影後にこのデータRawで残したいなと思った時に，撮影直後であれば，バッファデータをRawデータで書き込めます。普段JPEGオンリーで撮影してもOKなので，以外と重宝します。また，ボディ内手振れ機構を用いて，水平を出してくれる機能も持っていたりします。

　電池やリモートケーブルは，K-7やK-3と共通。

　ただし，動きものとストロボを多用する撮影は，他社製でシステムを組む事をおすすめします。

　追記:

　もう一つ忘れていました。K-5以降の機種は，O-GPS1　と言うGPSユニットと組み合わせる事で，GPS情報の写真への記録はもちろんのこと，ボディ内手振れ補正を利用した様々な機能を使う事が出来ます。

　その中でも，アストロトレーサー機能は秀逸で，赤道儀の様な特殊な機材無しで，手軽に天体写真が楽しめます。

　詳細は，O-GPS1にも書きます。

　もう一つ，PENTAXのKシリーズは，フォーカシングスクリーン交換可能なんです。