今となっては骨董品。メモリ容量も少ない製品ですが、当時としてはお手軽価格のPCMレコーダーでした。
メモリの増設は記憶が正しければ16GBまで。内蔵メモリは4GBだったと思います。
当時のSONYのPCMレコーダーの中で最廉価モデル。
ですが、ICレコーダーがまだまだ一般的で無かったことを考えると、非常に有用な製品でした。
一応ハイレゾ対応と言える?
録音フォーマット
リニアPCM(WAV) 96/48/44.1kHz 24/16bit、22.05kHz 16bit
MP3 44.1kHz 320/128/64kbps
周波数特性
[リニアPCM]
22.05kHz:20 - 10,000Hz(0 - -3.5dB)
44.1kHz:20 - 20,000Hz(0 - -2dB)
48kHz:20 - 22,000Hz(0 - -2dB)
96kHz:20 - 40,000Hz(0 - -2dB)
[MP3]
320kbps:50 - 15,000Hz(0 - -3dB)
128kbps:50 - 15,000Hz(0 - -3dB)
64kbps:50 - 13,000Hz(0 - -3dB)
まだハイレゾオーディオとかいう定義の無かった頃の製品なので、96kHz24bitでかろうじてハイレゾと言ったところでしょうか。
シンプル
録再の際、必要な最低限度の物理キーで構成された外観はシンプルそのもの。
フォーマット方式の変更などは、物理キーを用いて液晶画面から選択する形になっています。
少し大きい
今あるICレコーダーと比べると、カセット式Walkmanくらいの大きさなのでかさばる感じは否めません。
しかし、本来の目的である自然音を録音するためには必要十分なコンパクトサイズと言えるかもしれません。
今となっては可逆圧縮のflacが搭載されていない、駆動は単三アルカリ電池またはニッケル水素電池となっていて、内蔵バッテリーが無い、メモリが少ないなど不満に思う点は散見されますが、実用面としてはギリギリセーフと言えるのでは無いでしょうか。
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購入金額
25,520円
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購入日
2010年01月15日
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購入場所
Amazon
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