雑誌掲載時には、ちらりと立ち読みした程度だったと思われる、かな。

の曖昧模糊とした記憶。

ただし、その格好良さは脳裏に焼き付いていたなあ、としみじみと感じます。

CRTモニタ越しに宇宙空間で活動するMSVの機体達をとらえたような写真に、ワクワクしました。

TVシリーズでは登場しない、個別カスタムや、局地戦仕様、また、シリーズとシリーズの間を繋ぐようなミッシングリンク的な試作機達。

それだけならば、他のMSVとは変わらなかったのかもしれません。

けれども、ニューディサイズの反乱という一つのストーリーに載せて展開されていく事で、単なる派生MSの羅列では無い所に惹かれました。

元々、雑誌のカラーページに添付されるような形の文章だったので、小説として再構築？収録された際にも、読みづらい部分がありました。

ただ、挿絵に任せるようなコックピットでのモニター表示を文字化するという斬新な形は、面白いなと感じています。

INFO　INFO　INFO

　　　　〇　〇　〇

　　〇　　　砲　　　○

　〇　　　砲　砲　　　○

〇　　　　　　　　　　　○

〇　　　砲　●　砲　　　○

〇　　　　　発　　　　　○

　〇　　　砲　砲　　　○

　　〇　　　砲　　　○

　　　　〇　○　○

INFO　INFO　INFO

例えば、こんな感じで、モニターに敵の配置が表示されていると表現しているんです。

段落の代わりだったり、場面の転換などに使われているのですが、結構癖がある描写です。

ムックに収録されている雑誌掲載時のものは、結構すんなりと読み取れたのですけれども。

デザインだけでは無く、模型を作った上でフォトストーリーとして連載する、っていうのは中々にハードルが高い企画であったようにも感じます。

この小説？企画の直接の後継者は、ADVANCEofZでしょうかねぇ。