その中でも上位にランクするアルバムだと思っている。
でろんでろんとダラリンなギターサウンドかと思いきや、食いつかれそうな鋭さ、雄叫びを上げているようなうめきのような、多種多彩な音をギターだけどよくもまぁここまで表現してそれを演奏するなぁと言うなれど、それはZAPPAだからの一言で済んでしまうところが恐ろしいというか面白いというか。
とにかくギター音楽に飢えている奴はコレをまずは聴いてみてくれと言いたい。そしてお腹一杯になって幸せな気分になってくれれば良いか、多分お腹一杯でムネヤケがする位にギター音楽に飽きが来るはず。しばらくギターの音を聞きたくなくなるか、ポップなギター音楽で癒されたいと思うに違いない(w それくらい濃厚なコテコテ油ギッシュなZAPPAのギタープレイが堪能しつくせる印象的な(異常な)アルバム。
ここは当人か関係者しか分からない事だろうが、一見メチャクチャ(即興的)に弾いている様で実は計算されているとしか思えない緻密な演奏(表現)がたまらなく完全主義者を匂わせる。ギター好きならとりあえず黙って聴いてみなよって言いたくなる名盤。もちろん好き嫌いはあるさ。私にとっては非常に心地よい刺激とリラクゼーションを与えてくれる名盤の一枚。だけど2枚続けては聴けないし必ずお腹いっぱいになるね(w
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購入金額
2,500円
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購入日
1995年頃
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購入場所
石丸
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