ドイツのポンプメーカーLaingがKOOLANCEからOEM発注を受けて制作。
中身はLaing DDCポンプです。
同系統とも言えるLaing DDC-3.2 TPMPポンプと比べると、PCの水冷用途に合うようにチューニングされています。
チューニングというよりは、出力をかなり上げています。
通常のLaing DDC-3.2 TPMPポンプのスペックは下記。
最大流量が13.2V時に、毎分8.3リットル。
最大揚程が13.2V時に、4.7m。
このPMP-400のスペックは下記。
最大流量が13.2V時に、毎分8.7リットル。
最大揚程が13.2V時に、なんと7m。
最大流量はあまり変化しませんが、揚程はかなり上がっています。
スペックシート上では、12V時の最大流量が毎分8.4リットルで、最大揚程が6mです。
どっちにしろかなりのハイパワーですね。
お前に流せねぇものなんてねぇ!って感じです。
cuplex XT diという非常に圧損の高い水枕を使用して、でかいラジエターを通って、なおかつ毎分3.5リットル流れてますから、かなりのもんです。
そのうち水枕は交換すると思うので、その時にまた追記します。
<追記ここから>
ということで追記です。
水枕を Watercool HEATKILLER CPU LGA1366 Rev. 3.0 LT に交換。
毎分4.5リットル以上流れてます。
すごいですね。
で、CPUが変わって流量が増えた分、ラジエターに流れる流量が増え、結果としてCPU最大負荷時の水温の最高温度が1.5度低下しました。
水温が下がるのはとてもうれしいですね。
<追記ここまで>
で、パワフルな分、振動が大きいので、防振対策をしておいたほうがいいです。
スポンジ(台所用)を下に置いたり、耐震ジェルを重ね置きしたり、そうすることで、ほとんど振動は吸収されます。
あと、超高速回転で回ってるので、ウィーンという音はどうしようもないかも。
DDCポンプ用の静音ボックスも売られてますから、気になるのであればそいつに掘り込むといいかもしれないですね。
PCケースの中にあれば、これがポンプの音だ!というような騒音が聞こえるということはないです。
よほど静音スパイラルに陥ってる状態の人でないと気にはならないかと。
普通のファンの方がうるさいですし。
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購入金額
8,000円
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購入日
2009年頃
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購入場所
KOOLANCE メーカ直販サイト
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