これは初代の羅刹(RASETSU)クーラー SCRT-1000です。
LGA2011対応のリビジョンBが出て型落ちで安くなってたので購入しました。
このサイコムのPSO2推奨PCに使われていた
KABUTO(兜)クーラーの後継モデルです。
■ ヒートシンク
パッと見で特徴的なのがこのフィン形状。
トライデント多層フィン構造と言う名前で
この波打った並びが
直線で並んだものよりより冷えるらしいです。
■ ファン
12cmの可変PWM
それにファンコンが直結されていて
740±25% ~ 1900rpm±10%(ツマミ最大)
470±30% ~ 1340rpm±10%(ツマミ最小)
の回転数に調整できます。
■ ヒートパイプ
6mm径×6本 台座経由で接触
■ 対応CPU
Intel 775、1366、1156、1155
AMD 754、939、940、AM2、AM2+、AM3
■ サイズ
130×141×高さ130mm(ファン含む)
■ 重さ
730g
■ 付属品
かんたんな冊子、
Intelソケット用クリップ、
AMDソケット用クリップ、
グリス、
です。
CPU
INTEL Core i5 2310
マザーボード
MSI P67A-C43 V2
メモリ
A-DATA AX3U1600GC4G9-2G
コルセア CMZ8GX3M2A1600C9B
写真の通りメモリのヒートシンクの干渉がギリギリでした。
このクーラーは別の角度でも搭載できるようになっているのですが
コルセアのシンクが高いためこの角度でしか取り付けられません。
■ 冷却性能
Tripcode Explorerで10分負荷を掛けHWMonitorで測定
ケースのエアフローの影響が出ないように
サイドパネルを両方外した状態で測定。
室温21度
環境は上記のパーツ
CPUは3.4GHzにオーバークロック
ファンコンは最小回転設定
UEFIでCPU Smart Fan Target 50℃、CPU Min FAN speed 37.5%に
Core # 0 47℃
Core # 1 52℃
Core # 2 49℃
Core # 3 47℃
Package 54℃
リテールファンでは3.4GHzのOCには耐えられないようで
80度を超えたところで負荷を掛けるのを中止しました。
それと比べると羅刹クーラーは優秀で
しっかり冷却して
しかもこの負荷で回転数が800rpmとかなり静か。
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使ってみて3か月くらい、
ガタイが大きいのにプッシュピン固定で大丈夫かなと思いましたが
今の所問題ありません。
静かでよく冷えるのでさすがカブトの後継だと思いました。
最近インテルは冷却にコストをかけてくれないので
安くて良く冷えるクーラーは僕らの味方です。
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購入金額
1,980円
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購入日
2012年03月頃
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購入場所
FreeT
KoSさん
2012/06/09
ぽんぽんぽんさん
2012/06/09
なんでも取り付けでフィンに指をやられる時もあると聞きます。
そんな意味でも強いですね。