今回初めてまともなAVアンプを購入しました。
今まではONKYO BASE-V15Xという5.1chサラウンドセットを使用していました。
スピーカーはそのまま使用しています。
専門的なことはわかりませんのでこちらとの比較という形で書かせていただきます。
ピュアオーディオとしての能力よりも、
表現力のパターンの多さ...つまり音の面白さを重視して選んだ結果、
こちらの製品が候補に挙がりました。
使用してから1ヶ月が経過しました。
結果からいうと
選んで大正解。シネマDSP最高!
という感じですね。
通常にホームシアターとして個室に置くアンプは
出力する音の素直さとかを重視されるかと思われます。
その場合の候補としてONKYO、DENONなどが挙がるとおもいます。
今回自分の部屋に置くので良い音を聞くことを重視するより、
狭い空間でよりサラウンドの魅力を感じ取れることを重視したほうが良い
と思い、購入しました。
主な仕様
●内蔵パワーアンプ数:7ch
●定格出力(6Ω):フロントL/R 90W/ch、センター90W、サラウンドL/R 90W/ch、サラウンドバックL/R 90W/ch
●実用最大出力:フロントL/R 115W/ch、センター115W、サラウンドL/R 115W/ch、サラウンドバックL/R 115W/ch
●全高調波歪率:0.06%
●SN比:100dB
●総サラウンドプログラム数:38 (シネマDSP:17)
●消費電力:175W
●外形寸法:435W×151H×364Dmm
●重さ:8.5kg
付属品
★使い勝手
基本的な操作(音量、サラウンド切替、入力切替他)は問題なしです。
というよりかなり使いやすいです。
オーディオ機器というとリモコンやフロントパネルに
多くボタンが配置されている割には何をする機能なのかよくわからないのが多いですが
さすがYAMAHAというべきか、どちらも普通の家電として扱いやすいです。
自動環境構築の「YPAO MIC」という機能がありますが
自分にはあまりあわないようです。
何度やってもエラーを吐くので正しくセットアップしてくれません。
手動で距離、出力の大きさなど調整しました。
フロントパネル部の画面が大きいので
遠めの距離からでも内容が視認しやすく使い勝手良好です。
ボリュームも常に端のほうで表示しているのもイイ。
シーンボタンはいいですね。入力切替を連打しなくて済むし。
★入出力端子類
フロント部のアナログ入力は金メッキですが
背面部は全て銀メッキです。
エントリー機に期待しても無駄ですね!
この機種世代からエントリー機でもスピーカー出力端子が
きちんとしたスクリューターミナルになったので
太いオーディオケーブルを使用できるようになりました。
バナナプラグは楽なので、積極的に使いたいですね。
HDMI端子同士の間隔が広いので
コネクタの大きめのケーブルでも取り付けられる。
エントリー機にHDMI端子を多くつけてくれるのはいいですが
光デジタル端子を減らすのはカンベンしてください...
持ってる機器はまだ光デジタルの方が多いんです。
(光端子は入力が3つ)
★サラウンド
自分の仕様が5.1chなので
最大の7.1chまで使いこなせていませんが
部屋の広さからいえば十分の迫力です。(5畳)
セット品のサブウーファー内蔵アンプと比べても
音のクリアさが違うとすぐに感じました。
音に濁りみたいなのがなくなるんですよね。その点は凄く満足にあたりました。
期待していたシネマDSPは思っていたとおり
色々な音源を自分好みのサラウンド感に変えられる点が最高です。
自分の要望どおりの結果を魅せてくれました。
特記すれば、身近な音楽CDを
シネマDSP-ミュージックモードのいずれかにすれば
有名なホール、ライブ会場での演奏に早変わり!
...これは嘘じゃないですよ。現実でした。
もうちょっと広い部屋で、大きなスピーカーで聴きたい!
(自宅の一階に、あるにはある。)
ちなみに
ゲーム時のシネマDSPはあんまり意味が無かった。
環境効果音のエコーを何でもかけちゃうので
近くの音なのか、遠くの音なのかわからなくなる。
映画館っぽくはなるけどね。
★3D映像関連
まだ使える機器がないのでなんともいえないですが
新しい技術に対応しているというだけで十分満足感があります。
今後のPS3の3D対応に注目!
★排熱
やはり大型アンプなので排熱は大きめです。
家電用ラックに入れるのは個人的には拒みますね。
通風性の良いラックにいれるのが安心です。
正面から右側が放熱ヒートシンクなので熱め。
★気になること
こういう本格アンプって電源の入切とかストレート入力するときに
内部切り替えの音がするんですよね。
電磁リレーが動作するような音。けっこう音が大きくてびっくりします。
まぁ、最近の家電型のアンプみたいに
小型ファンを内部に入れないだけいいと思いますが。
★その他
自分の見渡せる範囲だけではわからないところに細かい技があるとおもいます。
結構ありすぎてかけませんがあえて言えば
インシュレータとかですかね。
エントリー機としては結構力を入れている気がします。
内部にどんなトランス、コンデンサ、D/Aコンバータとか入ってるのか見てみたい。
...分解はしないけどね。
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通常の音の良さだけじゃ我慢できない、サラウンドというのをより強く感じたい
という人には最善の選択肢になるかと思います。
まぁ、スピーカー別に持ってなきゃいけないので
そういう場合はパイオニアの5.1chセットとかになると思います。
単体アンプでの音質向上、一味違ったサラウンド環境を構築したい場合におススメです。
もしRX-V467と迷うことがありましたら、
スケーリング機能と今後の7.1ch環境構築(もしくはバイアンプ駆動)
をするかどうかで決めになるのがいいと思います。
スケーリング機能が1万円で付くことを考えればやっぱりRX-567ですよ。
・・・これでFPSゲーム三昧だー!!
追加
買ってきてすぐの仮組み。友達呼んで、一日PS3三昧してました。
・アンプ「YAMAHA RX-V567 S」
・スピーカー「ONKYO BASE-V15X」一式
・TV「Panasonic TH-37LZ75」
・PS3(左=60GB,右=40GB)
・ゲーム:DiRT2、グランツーリスモ5プロローグ、Batlefield:Bad Company
広いリビングだと
レーシング系でエンジンの唸り音やボディの軋む衝撃音などに迫力が+!
(もちろんステアリングハンドルコントローラ)
FPSで環境音でリアルな空間になってました。
ただ広い部屋だと、明らかにスピーカー単体の能力不足がわかってしまうのでこの辺は良かったり、悪かったりですね(;゚Д゚)
将来的にはフロントSPから順に変えて行きたいですね。
バイアンプ対応みたいなので、7.1chも使わない自分はフロントにバイアンプ駆動対応のSPを持ってきてやってみたです!
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購入金額
49,800円
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購入日
2010年07月02日
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購入場所
ヨドバシカメラAkiba
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