レビューメディア「ジグソー」

サポート期限が切れるまで使い倒します。

ウチのMacbook Pro


に初期搭載されていたOSは10.5だったのですが、買った途端新しいOSが出て、お値段も手頃だったので購入。
残念ながらIntel Mac専用で、旧PPC Macにはインストール出来ません。この段階で(09年で)PPCユーザーは足切りを食らったのでしょうか…

Leopardと比べると大胆な変更はなく、むしろ不満の目立つところを改善した細部のチューンナップが施されています。
Exposeでウインドウをまとめた時に、10.5では各ウインドウがごちゃっと纏まって煩雑でしたが、このバージョンでは上部に非最小化、下部に最小化したアプリケーションのウインドウが並ぶようになりました。
並び順もきちんとタイルのように整然と並ぶようになりました。
他にも、システム環境設定で一緒くたにされていた「キーボードとマウス」パネルがキーボード、マウス、トラックパッドと独立しました。
ハードウェア段に注目。
ハードウェア段に注目。


他にも、コンテキストメニューにコマンドショートカットが表示されなくなりました。
ファイル右クリック時のコンテキストメニュー。
ファイル右クリック時のコンテキストメニュー。

ユーザーフレンドリーを考えてのことかと思うのですが、これは賛否両論です。個人的にはコマンドショートカットも併記して欲しかったです。
上の写真では「情報を見る」(Windowsでいうプロパティ)は Command + I です。個人的に多用するので併記して欲しかった…。


メジャーアップデートではなく、かゆいところに手が届く小手先マイナーアップデートという印象です。

しかし、内部は色々と変わっているらしく、パッケージにもその旨明記されています。
なんでも、Grand Central Dispatch(以下GCDと略す)とか云うマルチコア最適化技術が組み込まれています。

今までGCDの恩恵に預かったことは無かったのですが、マルチコア対応のエンコーダなどではなかなかどうして、威力を発揮します。
Any Video Converterでエンコードを行ったところ、CPU使用率が最高で180%位まで行きました。(2コアなので)

機能的には概ね満足で、Rosettaが搭載されているのもこれが最後なので、今のところ自分的には10.7にアップグレードしようという気は起こりません。
Painterなど、PPCアプリがあるため、おいそれとLion以降に行けないのです。
それに、私の所有しているモデルではCPUがIntel Core2Duoなので、何となくLion以降はキツいかも…

なお、RosettaはOSのインストール後、別途にインストールDVDから導入する必要があります。
この辺りで、もうAppleがPPCの遺産を捨てようとしている気が垣間見えます。

ソフトウェア・アップデートで10.6.8までバージョンアップできます。
10.6.8辺りでApp Storeアプリがインストールされるので、そこからLionを購入することも可能です。
  • 購入金額

    3,300円

  • 購入日

    2009年頃

  • 購入場所

    Apple Store

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