現在サブサブPCとして、ほぼ365日つけっぱなしの■ことShuttle SZ77R5。
こちらでプレミアムレビューさせていただいたあと、少し使用頻度が低い時期もあったが、構築後2年で単身赴任になり、赴任先に持参したので、その後はずっと寝床から見える位置に置いたTV
に繋いで、検索や天気確認、YouTubeの動画や配信視聴、アマプラでの映画鑑賞などに利用している。
元々、超低電圧版とはいうものの、Core i7グレードの4コア8スレッドのCPU(3770T)を積んでいるだけあって、構築後10年以上経った今でも上記用途程度なら難なくこなす。
ただ第3世代Core iシリーズであるIvy Bridgeは、当然Windows 11適用対象外なのもあって、このままWindows 10最後の日(2025年10月14日)まであと1年半使って天寿を全うさせようと考えている。
転勤後は常時オン運用のためか、7年目に不動になった電源ユニットと、
何度も開け閉めしたのでラッチのキャッチ
が劣化不良となり交換したほかは、本体側の問題は無いのもShuttle製 キューブ型ベアボーンの高い耐久性を示している(はからずもプレミアムレビュー品の長期耐久テストをしている感じか)。
一方、ストレージの方は何度か交換している。
構築当初は、タイの大洪水でHDD価格が暴騰していて、SSDは出始めで非常に高価ということで、
【構築時】
・システムドライヴ:750GBのHDD(WesternDigital ScorpioBlue WD7500BPVT-R)
・Intel Smart Response Technology用SSD:60GBのSSD(A-DATA S511 AS511S3-60GM-C)
・データドライヴ:2TBのHDD(Seagate Barracuda 7200 ST2000DM001)
という、以前WindowsがサポートしていたISRT機能を使って、キャッシュにだけSSDを充てる構成だったが、Windows 7 Professional⇒10 Pro化するときにサポート外となったISRTを切るのに合わせて60GBのSSDを退役させ、システムドライヴを新規の1TB SSDにして、旧システムドライヴをデータドライヴに降ろした。
【Win10化時】
・システムドライヴ:1TBのSSD(WD Blue SATA SSD WDS100T2B0A)
・データドライヴ①:750GBのHDD(WesternDigital ScorpioBlue WD7500BPVT-R)
・データドライヴ②:2TBのHDD(Seagate Barracuda 7200 ST2000DM001)
その後、海門と極めて相性が悪いcybercat家で唯一生き残っていたオニカマスがタヒんだ(巻き込まれたデータには痛いのもかなりあったが、イヤな予感がして青サソリに大切なデータはバックアップとってあったので最悪状態にはならなかった)。
現在の使い方ではさほどにストレージ容量は使わないので、一年以上そのまま使っていたのだが、あえて古いHDDにデータを逃がさず、デスクトップに置きっぱなしにして運用していたら、システムドライヴの1TB SSDがついにあふれた。そうなるとタヒんだオニカマスと同時期に使い始めている青サソリにデータを移す必要に迫られたので、いかなWD派の自分としても2012年1月製造のHDDに過分の期待をするのも酷だろうと、SZ77R5晩年に最後の換装(増強)に挑むことにした。
3.5インチのタヒんだオニカマスを引っこ抜いて、空いたスペースにSATA SSDを入れるという換装。ただ3.5インチベイのスペースには2.5インチドライヴなら2枚入るので、いっそのこと入れて増強しちまえと2段積み変換ブラケットを手配した。
実に2010年3月から14年にわたって、現在も販売し続けられている枯れたパーツ、オウルテックの内臓2.5→3.5変換ブラケット OWL-BRKT06(B) 。3.5インチベイに2.5インチドライヴを2段積みに2枚載せられる変換パーツ(現在となっては気にする人もほぼいないと思うが、7mm厚も9.5mm厚も両対応)。
もう10年以上もあるパーツ(以前はシルバーもあったらしいが、そちらは廃番)。
使い方は簡単で、内側の枠に2.5インチ SSDを固定し、外側の枠でPCの3.5インチベイに固定するというもの。そのため付属の固定ねじには2.5インチドライヴ用の短いミリねじと、3.5インチベイ固定用の長いインチねじが一袋に混ざっているので注意が必要。
3.5インチHDDを取り除く。次に本品にSSDを固定。③の固定は磁化ドライバーでないと苦労する。
もう一枚も同様に固定。2.5インチドライヴが4枚載るとコネクタ部は「みっしり」
本品へのドライヴ固定用のミリねじ(上)と、3.5インチベイへの固定用のインチネジがある
これで
【故障3.5インチ HDD除去後】
・システムドライヴ:1TBのSSD(WD Blue SATA SSD WDS100T2B0A)
・データドライヴ①:750GBのHDD(WesternDigital ScorpioBlue WD7500BPVT-R)
・データドライヴ②:1TB SATA SSD (新規)
・データドライヴ③:1TB SATA SSD (新規)
という構成になる。一応これが最終形のつもりで。
...ただ、SZ77R5にはSATAポートが4つしかないので、今の使い方では使用頻度が低いBDドライヴの接続を解除せざるをえず、単に乗っけているだけになってしまっているのがなぁ....
【仕様】
個数:1ユニット
対応ベイ:2.5インチベイ
材質:スチール
付属品:ネジセット
この変換ブラケットならではの欠点ではないが...
2枚のSSD(HDD)が近接して設置されるので、SATAケーブル、電源ケーブルは挿しづらい。
特に一般的な一つのケーブルに複数SATA電源ソケットがあるタイプはキツい。
ま、以前使ったように、「シリアルATA用二股電源リボンケーブル」でケーブルとコネクターの向きを変えてやれば解決するけど(先が見えてるので、そこまでしないケド)。
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購入金額
1,027円
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購入日
2023年07月28日
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購入場所
TSUKUMO
Takahiroさん
02/27
cybercatさん
02/27