レビューメディア「ジグソー」

コンパクトなミドルレンジ5.1chサラウンドシステム。

PCでFPSゲームをやっていたところ、
2chスピーカーシステムに違和感を感じ始めたので試しにと購入しました。
(Crysisなどの環境音をリアルに再現しているゲームだと、2chで振り向き動作時の音のミュートが変。)
BF2世代から流行り始めたバーチャル5.1chではなく、リアルな5.1chを体験したかったので
下位V10Xと上位V20Xの間にある、バランスのよさそうな本製品を購入しました。

メーカー希望小売価格は6万3000円。販売していた頃の最安値は4万超。
在庫処分で3万で買えたのは軌跡...

★仕様
AVコントローラー部
・デジタル入力端子3 (光)
・アナログ入出力端子(入力/ 出力) 2/2 
・5.1chアナログ入出力端子(入力/出力) 1/1 
FM/AMチューナー搭載、防磁設計(JEITA)
消費電力:12W
寸法:155W×94H×288Dmm
質量:2.0kg

5.1chアンプ内蔵サブウーファー
形式:スリットダクト型16cmコーンスピーカー
アンプ実用最大出力:15W×5ch(サテライト/インピーダンス6Ω)、25W(サブウーファー/3Ω)
サブウーファー再生周波数範囲:30~150Hz
キャビネット内容積:9.3リットル
SN比:100dB
消費電力:46W
寸法:190W×313H×353Dmm
質量:8.7kg
防磁設計(JEITA)

センタースピーカー
形式:2ウェイバスレフ型(2cmネオバランスドームx1、8cmA-OMFコーンx2)
定格インピーダンス:6Ω
最大入力:40W
定格感度レベル:84dB/W/m
定格周波数範囲:70Hz~100kHz
クロスオーバー周波数:7kHz
キャビネット内容積:1.9リットル
寸法:264W×96H×136Dmm
質量:1.6kg
防磁設計(JEITA)

サテライトスピーカー
形式:2ウェイバスレフ型(2cmネオバランスドームx1、8cmA-OMFコーンx1)
定格インピーダンス:6Ω
最大入力:40W
定格感度レベル:84dB/W/m
定格周波数範囲:70Hz~100kHz
クロスオーバー周波数:7kHz
キャビネット内容積:1.9リットル
寸法:264W×96H×136Dmm
質量:1.6kg
防磁設計(JEITA)

★基本的な構成
AVコントロールアンプから5.1ch分のRCAケーブルで
5.1chアンプ内蔵サブウーファーまで音声+制御信号を送る。
そして、サブウーファー内蔵アンプが5ch分のスピーカーを駆動させる。

AVコントロールアンプが割り振りしていそうな感じだが、音声信号のデコードしか担当していない。
音の全てはサブウーファー内蔵のパワーアンプの性能です。
この体系は一見普通そうに見えますが、非常にアップグレードや拡張性に乏しい反面があります。

★内容
・AVコントロールアンプ
これはプリアンプなので、メインアンプとしての機能を持ちません。なので音質評価と無いです。
入力端子が豊富なのでPCx2台とPS3を光デジタルで繋ぐのにも困らないですね。
PC側にDolbyDigitalLiveやDTS出力のできるデジタル端子が無くても
5.1chアナログ入力(RCA)にも対応しているので、まったく多機能です!
ただイコライザが無いのは...
ONKYOオリジナルサラウンドDSPは微妙です。合う音源が未だに見つからない。
ヤマハDSPと比べると悲惨な目にあいます。

・サテライトスピーカー、センタースピーカー
今迄はビクターのDVD+MDコンポをデジタルAUX端子から入力して使用。
(バスレフ型3ウェイ3ピーカー。11cmコーン型/4cmコーン型/1.5cmドーム型)
BASE-V15Xは、センタースピーカーがバスレフ型2ウェイ3スピーカー、
それ以外のスピーカーは共通で、バスレフ型2ウェイ2スピーカー。
(8cmA-OMFコーン/2cmネオバランスドーム)
ウーファー自体が縮小となるので以前より低音域の不足で迫力も減っているのがはっきりわかります。
あとスコーカーモドキを搭載していたビクターのものと比べるとボーカル域は不足が否めません。
やはり筐体サイズをカバーできるほどのパフォーマンスは無い模様。値段相応みたいですね。
ただサテライトスピーカーの高音の質や、中低音のバランスはいいので
純粋に音楽を楽しめると思います。
コンパクトなサイズなわりに、超高域100kHz再生も可能だったりと意外と優秀だったりします。

・5.1chアンプ内蔵サブウーファー
サブウーファーは思ってた以上にスリットダクトが効果的でかつ強力です。
FPSのリアルな爆発音が応答性の速い低音として出るさまは非常にダイナミック。
フルで使える環境の人は全く問題ないですが、
低音域を下げようとしてもサブウーファー自体を切ることは出来ないので使い勝手は微妙です。
(各スピーカーごとに-30dBまで下げることは可能)

このサラウンドシステム、というかONKYOのスピーカーは能率が低いので
低音量では実力が出せません。ある程度音量の出せる環境の方がピッタリかと。
集合住宅の方には合わないでしょう。
(集合住宅の方はデジタルアンプを搭載した製品がおススメです。)

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サラウンドシステムとして見ると、全て同じ質感を持つスピーカーを集めただけあって
全体の一体感は見事です。
普段の音楽・映画とかかわらず、5.1chサラウンドの模範となる製品だと思います。
「一体感を重視するならデフォ!ステレオ重視ならフロントSPだけでも交換したほうがいいかも。」

自分はFPSのゲーム環境音重視なので、デフォルト構成が良いみたいです。
SoundBlaster X-Fi Titanium + 光デジタルDTS5.1chと組み合わせると最高です!
フロントサラウンド環境
フロントサラウンド環境

あと、部屋の隅2箇所の天井にサテライトスピーカーを取り付けています。
  • 購入金額

    29,800円

  • 購入日

    2008年03月27日

  • 購入場所

    e-BEST

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