>かずや。さん

ありがとうございますｗ

ブラームスの4番は好きな曲なので、非常に興味あります。

個人的には、ブラームスは指揮者の味付け範囲が広いので（ネットリからさらっとまで、あるいは抑えた熱情から迸る激情まで）、いろんな演奏があって本当に迷ってしまいます。

>oujirouさん

同感です。おそらく作品の懐が大きいのでしょうね。例えば、この４番に限ってみても激情系のフルトヴェングラーとバーンスタイン、抑制した中にも熱い核を秘めているヴァント&ザンデルリンクとありますが、またそれぞれのグループ内でもテンポが前者は速く後者は非常に遅い、という大きな違いがあります。また、まるでモーツァルトのように演奏しているワルター盤も他の４つとはまるで違います。しかし、いずれも紛れも無くあの水墨画のような枯淡の、かつ憂愁に満ちた「ぶら・４」になっているのですから大したものです。

ブラームスといえば渋くて重厚、というイメージがありますが、私個人としてはあのチャイコフスキーやドヴォルザークに勝るとも劣らぬメロディストだと思っており、それがこの懐の深さにつながっているのではと考えております。