レビューメディア「ジグソー」

やはり…タダ者じゃないですね。

いわずと知れたスティーブン・キングの「恐怖の四季」の中の春・夏編です。
秋編の「スタンド・バイ・ミー」が有名ですが、こちらの２作の中編小説のどちらも映画化されています。
中でも、「ショーシャンクの空に」というタイトルで映画化された、春編の「刑務所のリタ・ヘイワース」は一読の価値ありです!!
自分は何も知らずに映画を見ただいぶ後にこの作品を読んていて、「あれ!?このストーリーどこかで…」って気づいたのですが、さすがスティーブン・キング、やはりタダ者じゃありません。

映画もとてもすばらしい作品なのですが、原作に比べてしまうと、やはり心理描写が仕切れていない感がありますね。映画では淡々と進められた感のあるストーリーですが、主人公アンディの心理描写が、とても丁寧に描き出されています。
ちなみに、全て「レッド」という人物（劇中ではモーガン・フリーマンが演じていました）による語り口調でのストーリーになっていますので、とても読みやすいです。

映画をごらんになっていない方はもちろん、ごらんになった方にも是非一度読んでみてもらいたい作品です。

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    100円

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    不明

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    rikuntyudadyさん

    ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)
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